トランプ・ショックで大幅安!

天地人さん
日経平均 ; 16251.54 (-919.84、2日続落)
TOPIX ; 1301.16 (-62.33)
JASDAQ指数 ; 2513.21 (-60.21、2日続落)
マザーズ  ; 829.40 (-46.59、2日続落)

日経平均は大幅安!この日は相場も米大統領選一色、寄り付き直後こそ上昇したものの、トランプ氏優勢が伝わるにつれて徐々に値を下げ、リスクオフの売りが殺到し、日経平均は一時1,000円を超える下げ幅まで下落しました。

まさかのトランプ大統領登場ですが・・・、Brexitに続き、メディアの事前予想が全く外れた形になりましたね。昨日ヘッジで少しVIXを買ったものの気休めくらいで、がっつり食らいました(^^;

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日経平均は919円安と大幅続落、トランプ・ショックで全面安、一時1万6200円割れ=9日後場
11月9日(水)15時24分配信 モーニングスター

 9日後場の日経平均株価は前日比919円84銭安の1万6251円54銭と大幅続落。終値での1万6300円割れは8月5日(1万6254円45銭)以来ほぼ3カ月ぶりとなる。現地8日(日本時間9日)投開票の米大統領選の票取りで共和党候補のトランプ氏が優位を保ち、トランプ・リスクの高まりから全面安となった。

 後場寄り付きから売り優勢の展開となり、下げ幅をさらに拡大した。いったん下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く円上昇もあって再度軟化し、午後2時9分には、この日の安値となる1万6111円81銭(前日比1059円57銭安)まで深押しする場面があった。売り一巡後は持ち直したが、買い気は乏しく引けにかけて上値の重い動きとなった。

 東証1部の出来高は38億1019万株、売買代金は3兆9242億円。騰落銘柄数は値上がり43銘柄、値下がり1934銘柄、変わらず9銘柄。

 市場からは「ヘッジがある程度進んでいたとみられ、それがなければもっと下げていたかも知れない。日経平均株価は各移動平均線を次々に切り、1万6000円大台で止まるかどうかが注目される。今晩の米国株安は一定程度織り込んだ格好だが、一段の円上昇や想定以上の米国株安となれば、下値警戒感が強まってくる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数は全33業種が値下がり。トヨタ <7203> 、マツダ <7261> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株が下落。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株も軟調。野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株も売られた。新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株や、板硝子 <5202> 、特殊陶 <5334> などのガラス土石株も安い。

 個別では、保証金規制のアルテック <9972> が下落。17年3月期の連結業績予想を下方修正したメディシス <4350> や、三谷セキ <5273> 、アーレスティ <5852> 、東急建設 <1720> 、日本化学 <4092> などの下げも目立った。

 半面、個別では、1対2の株式分割、株主優待制度の拡充などを発表したウィルG <6089> が一時ストップ高。米大統領選でのトランプ氏優勢で自主防衛の思惑から、石川製 <6208> が一時ストップ高となり、東京計器 <7721> 、豊和工 <6203> も上昇するなど防衛関連株が買われた。第2四半期(16年4-9月)の連結決算で利益上ブレ着地のKNTCT <9726> 、第2四半期(16年4-9月)の連結決算で業績上ブレのTOWA <6315> 、17年3月期第2四半期(16年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正したC&FロジHD <9099> などの上げも目立った。

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