日経平均 ; 17442.40 (+17.38)
TOPIX ; 1393.19 (+0.17、3日続伸)
JASDAQ指数 ; 2609.68 (+0.87、5日続伸)
マザーズ ; 923.75 (-12.48)
日経平均は小幅反発、早いもので今日から11月相場入りですね。日銀の金融政策決定会合で政策の現状維持が決まりましたが、事前予想通りの結果であり、特に材料視はされませんでした。まずは一つ目のイベント通過、と。
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日経平均は17円高と小反発、重要イベントにらみで様子見=1日後場
11月1日(火)15時20分配信 モーニングスター
1日の日経平均株価は前日比17円38銭高の1万7442円40銭と小幅反発。前日の米国株式が小幅に下落した流れを受けて、朝方は売り先行で始まった。日銀金融政策決定会合の結果発表を前にした手控えムードのなか、ジリ安基調に一時85円安まで下げたが、その後下げ渋る動きが強まり、前場は25円安となった。
日銀は正午前に、金融政策決定会合の結果を発表し、市場の予想通り、金融政策の現状維持を決定した。昼休み時間帯にドル・円相場が円安方向に振れたことから、後場はプラス転換して始まり、一時48円高まで上昇した。ただ、買い一巡後は伸び悩み、前日終値近辺で小動きとなった。日銀会合を通過したものの、大引け後の黒田東彦日銀総裁の会見や、現地1-2日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見ムードが続いた。東証1部の出来高は19億602万株。売買代金は2兆1094億円。騰落銘柄数は値上がり916銘柄、値下がり911銘柄、変わらず158銘柄。
市場からは「日銀会合を通過したが、FOMC、現地1日の米10月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数、同4日の米10月雇用統計など重要イベントを控えて、小動きとなった。米10月ISM製造業景況指数が良好な内容となれば、ドル高・円安となり、あすの日本市場の追い風になる可能性がある」(オンライン証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数は全33業種中、19業種が上昇した。東電力HD <9501> 、九州電力 <9508> 、東ガス <9531> など電気ガス、JAL <9201> 、ANA <9202> など空運、三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> など不動産が値上がり率上位。個別では、アルテック <9972> 、日デジタル <6935> 、きんでん <1944> が東証1部値上がり率上位。キリンHD <2503> 、住友重 <6302> 、三菱電機 <6503> 、NEC <6701> 、ニコン <7731> 、東エレク <8035> 、ファーストリテ <9983> も堅調。
半面、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> など海運、昭シェル <5002> 、JX <5020> など石油石炭製品、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など鉱業が値下がり率上位。個別では、FCC <7296> 、デサント <8114> 、メディパル <7459> が東証1部値下がり率上位。資生堂 <4911> 、パナソニック <6752> 、ファナック <6954> 、ホンダ <7267> 、ヤマトHD <9064> 、ソフトバンク <9984> も軟調。
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