優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1898件目 / 全3199件次へ »
ブログ

中長期の投資マネーが流入している?

昨日の米国株式相場は小幅下落した(DJIA -18.77 @18,142.42, NASDAQ -097 @5,189.13)。ドル円為替レートは104円台後半での推移。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が916に対して、下落銘柄数は911となった。騰落レシオは139.52%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1094億円。

TOPIX ±0 @1,393
日経平均 +17円 @17,442円

TOPIXも日経平均も僅かに上昇した。日中の値動きは相対的に小さいが、今週に入り売買代金がじわりと増えており、株式市場の雰囲気が良い方へ変わっている。月初となる本日11月1日も2兆円強の売買代金となり、3営業日連続で2兆円を上回った。3兆円超となった10月28日はTOPIX算出に使われる浮動株比率の見直しに伴う売買が膨らんだ特殊要因があった。そのことを差し引いても、中長期の投資マネーが流入し、商いが盛り上がっていると見られる。

本日、日銀が公表した10月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価2%目標の達成時期を「2017年度中」から「18年度ごろ」に先送りした。しかし、黒田東彦総裁は10月21日の衆院財務金融委員会ですでにその可能性を示唆しており、既に相場には織り込み済みであり、展望リポート公表後の市場の反応は限られた。日銀は9月の総括検証後、サプライズよりも市場との対話を重視するようになったか?

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、空運(2位)、不動産(3位)、保険(4位)、金属製品(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。