優利加さんのブログ

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移動平均線は平均コストを表している

先週金曜日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -8.49 @18,161.19, NASDAQ -25.87 @5,190.10)。ドル円為替レートは104円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が866に対して、下落銘柄数は981となった。騰落レシオは134.61%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3298億円。

TOPIX +1 @1,393
日経平均 -21円 @17,425円

TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は小幅安となった。円相場が1ドル=104円台後半と前週末に比べてやや円高・ドル安に振れ、利益確定売りを誘った。産油国の減産協調に時間がかかるとの見方による、原油相場の下落も相場の重荷となった。また、前週末に米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を巡って米連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したと伝わったことで、米大統領選の動向に不透明感が増した。これによりヘッジファンドなどの海外勢が買いを手控える要因になったと見られる。いずれにせよ、相場全体の方向感は乏しかった。今週は雇用統計など米国の重要経済指標の発表が相次ぐし、11月8日には米大統領選も控えているためである。

日経平均のチャートを確認しておこう。上向きの10、25、60日移動平均線の上で株価は推移している。株価が上昇しやすい株価サイクル③の局面である。移動平均線は平均コストを表しているので、例えば、株価が過去60日間の平均コストである60日移動平均線の上にあるということは、過去60日間に買った投資家が平均的に儲かっている状態である。利益が出ているのでリスクをより取りやすくなる。順張り建玉ならさらに上値を買うことになる。

33業種中14業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、金属製品(2位)、保険(3位)、空運(4位)、電気機器(5位)となった。

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