日経平均 ; 17391.84 (+26.59、3日続伸)
TOPIX ; 1382.70 (+5.38、3日続伸)
JASDAQ指数 ; 2594.38 (+10.59)
マザーズ ; 939.01 (+2.58)
日経平均は3日続伸。毎日上昇はしているものの、日銀ETF期待とかそういう理由付けがされているので、本格的に腰の入った買いと言う感じはしませんね。決算を通過して、大統領選挙を抜けて、そこから年末相場がどうかという事になるでしょうか。
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日経平均は26円高と3日続伸し高値引け、日銀ETF買い思惑支えにプラス浮上=26日後場
10月26日(水)15時20分配信 モーニングスター
26日後場の日経平均株価は前日比26円59銭高の1万7391円84銭と小幅ながら3日続伸し、高値引けとなった。後場寄り付きは買いが先行した。昼休みの時間帯に日経平均先物が下げ渋った流れを受け、下げ幅を縮小して始まり、直後に上げに転じた。いったん前日終値近辺で一服したが、日銀のETF(上場投資信託)買い思惑などを支えに強含んだ。その後は再度小幅安に押し戻される場面もあったが、引けにかけ、根強い買いに引き締まった。
東証1部の出来高は15億8904万株、売買代金は1兆8114億円。騰落銘柄数は値上がり1286銘柄、値下がり557銘柄、変わらず143銘柄。
市場からは「動きが少なく出来高も細いが、日銀のETF買い期待が支えた格好だ。決算本格化に伴い、個別の局所戦の動きが強まってくるが、余程の業績悪でない限り、織り込み済み、アク抜けの反応を示しており、下がりづらい面もある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、SMBC日興証券が投資評価・目標株価を引き上げたHOYA <7741> や、Vテク <7717> などの精密株が上昇。住友不 <8830> 、三井不 <8801> などの不動産株や、大成建 <1801> 、大林組 <1802> などの建設株も高い。コカ・コーラグループとキリンHD <2503> との資本・業務提携報道を受けてコカコーラEJ <2580> 、コカウエスト <2579> が買われるなど食料品株も堅調となり、日水 <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株も引き締まった。
個別では、第2四半期(16年4-9月)の連結業績予想を上方修正したTDCソフト <4687> とあすか薬 <4514> も大幅高。17年3月期第2四半期(16年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正して自社株買いを発表した太平洋セメ <5233> や、SMK <6798> 、加藤製 <6390> 、JVCケンウッド(JVCKW) <6632> などの上げも目立った。
半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が軟調。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株や、トヨタ <7203> 、三菱自 <7211> などの輸送用機器株も安い。コマツ <6301> 、タダノ <6395> などの機械株もさえず、東京海上 <8766> 、T&DHD <8795> などの保険株も売られた。
個別では、直近連騰で利益確定売りが先行した鋳鉄管 <5612> や、第3四半期(16年1-9月)の連結決算で営業利益34.4%減のイトーキ <7972> が下落。日新電機 <6641> 、東海運 <9380> 、竹内製作 <6432> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が上昇した。
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