日経平均 ; 17234.42 (+49.83)
TOPIX ; 1367.61 (+2.32)
JASDAQ指数 ; 2584.25 (+3.31)
マザーズ ; 949.65 (-3.68、3日続落)
日経平均は反発。ぼちぼち日本企業も決算発表が本格化してきますね。今週末がピークという事なので、遅ればせながらチェックしていきたいと思います。
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日経平均は49円高と反発、再度プラス圏入り、日銀ETF買い観測が支えも決算控え薄商い=24日後場
10月24日(月)15時25分配信 モーニングスター
24日後場の日経平均株価は前週末比49円83銭高の1万7234円42銭と反発。後場寄り付きから買いが先行した。昼休みの時間帯に日経平均先物が持ち直した流れを受け、再びプラス圏入りして始まった。強含み歩調となり、午後1時19分には、この日の高値水準となる1万7244円74銭(前週末比60円15銭高)を付ける場面があった。一部で日銀のETF(上場投資信託)買い観測が出て、下支え要因として意識された。買い一巡後は利益確定売りに伸び悩んだが、引けにかけてはやや引き締まった。ただ、17年3月期第2四半期(16年4-9月)決算発表の本格化を控え、積極的な売買は手控えられ、商いは薄かった。
東証1部の出来高は14億713万株、売買代金は1兆5658億円と今年2番目の低い水準となった。騰落銘柄数は値上がり1231銘柄、値下がり619銘柄、変わらず135銘柄。
市場からは「日銀のETF買いが入れば、サポートになるが、前週の上昇で短期的な過熱感もあり、大きな動きにはなっていない。主要企業の決算内容とその後の株価動向が注目されるが、現状の為替水準を維持するようであれば、今回の決算でアク抜けの可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、日水 <1332> 、ホクト <1379> などの水産農林株が堅調。三菱倉 <9301> 、上組 <9364> などの倉庫運輸関連株も引き締まった。帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維製品株や、太平洋セメ <5233> 、旭硝子 <5201> などのガラス土石株も買われた。旭化成 <3407> 、三菱ガス化学 <4182> などの化学株も高い。
個別では、政府は17年にも水道法改正との報道を受け、関連銘柄の前沢工 <6489> 、鋳鉄管 <5612> などが上昇。野村証券が目標株価を引き上げたジャフコ <8595> や、VOYAGE <3688> 、ファーストロジック <6037> 、東海運 <9380> 、ゲンキー <2772> などの上げも目立った。
半面、任天堂 <7974> 、アシックス <7936> などのその他製品株が下落。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も軟調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も売られた。島津製 <7701> 、HOYA <7741> などの精密株や、新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株も安い。
個別では、16年9月期の連結業績予想を下方修正したマイクロニ <6871> が下落。17年3月期第2四半期(16年4-9月)および通期の連結業績予想を下方修正した新東工 <6339> や、17年3月期の連結業績予想を下方修正したサクサ <6675> も売られた。17年3月期第2四半期(16年4-9月)および通期の連結業績予想を下方修正した新日無 <6911> や、RSTECH <3445> 、アイコム <6820> 、Br.HD <1726> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が上昇した。
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