昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -45.26 @18,098.94, NASDAQ -25.69 @5,213.33)。ドル円為替レートは104円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上昇する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,100に対して、下落銘柄数は749となった。騰落レシオは108.62%。東証1部の売買代金は1兆9660億円。
TOPIX +5 @1,347
日経平均 +82円 @16,856円
TOPIXも日経平均も小幅高となった。しかし、日経平均の上げ幅のほぼすべてはソフトバンクとファストリの2銘柄によるものとなった。逆に言えば、世界経済の先行き不透明感や円高進行への懸念が上値を重くしているなか、それだけ他の材料がなかったということになる。ファストリは5%高、ソフトバンクも3%高で引け、日経平均の上昇寄与度の1位と2位となった。日経平均はこの2銘柄だけで90円近く押し上げられた計算になる。日経平均もTOPIXもチャートを見ると、上向きの60日移動平均線の上に25日移動平均線があり、さらにその上に10日移動平均線がある。これは株価サイクル③のパターンで株価が上昇しやすいチャートパターンを描いている。
ソフトバンクは10月14日、サウジアラビアの政府系ファンド「公共投資ファンド(PIF)」と共同でテクノロジー分野に出資する投資ファンドを設立すると発表した。ソフトバンクが今後5年間で少なくとも250億ドル(約2.6兆円)、PIF]は最大450億ドル(約4.7兆円)を出資する。他の大手投資家たちからも出資を募り、ファンドの総額は1000億ドル(約10兆円)規模になる可能性があると報道された。
他方、ファストりは10月13日、今期(2017年8月期)の連結純利益(国際会計基準)の見通しが前期比2.1倍の1000億円との見通しを発表した。
33業種中23業種が上昇した。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、情報・通信(3位)、保険(4位)、その他金融(5位)となった。
TOPIX +5 @1,347
日経平均 +82円 @16,856円
TOPIXも日経平均も小幅高となった。しかし、日経平均の上げ幅のほぼすべてはソフトバンクとファストリの2銘柄によるものとなった。逆に言えば、世界経済の先行き不透明感や円高進行への懸念が上値を重くしているなか、それだけ他の材料がなかったということになる。ファストリは5%高、ソフトバンクも3%高で引け、日経平均の上昇寄与度の1位と2位となった。日経平均はこの2銘柄だけで90円近く押し上げられた計算になる。日経平均もTOPIXもチャートを見ると、上向きの60日移動平均線の上に25日移動平均線があり、さらにその上に10日移動平均線がある。これは株価サイクル③のパターンで株価が上昇しやすいチャートパターンを描いている。
ソフトバンクは10月14日、サウジアラビアの政府系ファンド「公共投資ファンド(PIF)」と共同でテクノロジー分野に出資する投資ファンドを設立すると発表した。ソフトバンクが今後5年間で少なくとも250億ドル(約2.6兆円)、PIF]は最大450億ドル(約4.7兆円)を出資する。他の大手投資家たちからも出資を募り、ファンドの総額は1000億ドル(約10兆円)規模になる可能性があると報道された。
他方、ファストりは10月13日、今期(2017年8月期)の連結純利益(国際会計基準)の見通しが前期比2.1倍の1000億円との見通しを発表した。
33業種中23業種が上昇した。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、情報・通信(3位)、保険(4位)、その他金融(5位)となった。