市場は問題を見て見ぬふりをしているだけ。
東洋経済ONLINE記事感想です(http://toyokeizai.net/articles/-/140178)
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(要約・引用)
■それでも日本株には強気になれない。
・高値でも買う投資家が少なからず存在する
おそらく主体は日銀と年金だろう
おそらく主体は日銀と年金だろう
・一方で、「株価の調整は必至」と発言する市場関係者も少なくない。
(理由)
・「ドイツ銀行を中心とする欧州の金融機関の問題」と、
「米国大統領選挙」
に絞られる
・「ドイツ銀行を中心とする欧州の金融機関の問題」と、
「米国大統領選挙」
に絞られる
■ドイツ銀行の状況
・「何も起きていないから問題ない」とするのは、全くの素人の発想である。
・ドイツ銀行については、米国の考え方一つだ。
・住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売に絡んで、米司法省は140億ドル(約1.5兆円)もの制裁金支払いをドイツ銀行に求めている。
・ドイツ銀行の市場での資金調達コスト上昇・高止まりは避けられない。
・不良債権に苦しむイタリアやギリシャなどの銀行を上回っている。
・ドイツ銀行が資金調達の際に支払う追加金利のコストは、9カ月では0.02%、1年では0.06%だが、他の主要行はいずれもマイナス金利での調達が可能という。
・不良債権に苦しむイタリアやギリシャなどの銀行を上回っている。
・ドイツ銀行が資金調達の際に支払う追加金利のコストは、9カ月では0.02%、1年では0.06%だが、他の主要行はいずれもマイナス金利での調達が可能という。
■ドイツ銀行問題が「雲散霧消する」とは考えられず。
・株価が崩落状態にあることを考えると、資本増強などのコストは相当上がり、その可能性は徐々に高まっている。
・10月27日の決算にも当然注目が集まる。
その一方で、破たんなどを前提に、金融危機が起きるとか、株価が暴落するなどと考えるのも早計である。
■米国大統領選の状況
・マスコミの論調を見る限り、民主党候補のクリントン氏を勝たせたいような報道が多いように思われる。
・トランプ氏が結果として大統領選に勝利すれば、株価は大きく調整しそうだ。
■まさかのトランプ選出で、むしろドル高円安の可能性も?
・トランプ氏が示している税制改革などを考慮すれば、むしろドル高になるようにも思われる。
・その場合は、ドル高が米国企業を圧迫し、株価には逆風となる。
一方、
・クリントン氏はドル安を志向しているとの見方が多いようであり、クリントン氏が大統領に選出された場合には円高につながるリスクがある。
・クリントン氏はドル安を志向しているとの見方が多いようであり、クリントン氏が大統領に選出された場合には円高につながるリスクがある。
■今の市場
・今の市場は様々な背景や理由が複雑に絡み合っており、一つのロジックで明快にすべてを説明することが困難だ。
・それでも明白なことは、日米ともに株価が割高な状態にあることである。
・現在の日米の株価水準はいつまで維持されるのだろうか。筆者が当面の「Xデー」とした今週末までに何かが起きるのか、残された時間はあまりないが、じっくりと市場動向を見ていきたいと考えている。
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誰が書いた文章は、わかる人にはわかる。
いつもに比べて、持論に対して弱気な感じがする。
いつもに比べて、持論に対して弱気な感じがする。
ドイツ銀行が危ないと示しながら、リスクが顕在化しても株価が下がらないかもしれないとか、
予防線を張り過ぎと思う。
予防線を張り過ぎと思う。
ドイツ銀行危ないじゃん。でも、それって、アメリカ様次第だよね。
だから、何とかなるんじゃね?
というのが、率直な感想。
だから、何とかなるんじゃね?
というのが、率直な感想。
アメリカ大統領選は、どっちが大統領になっても、日本にはマイナス。
だったら、マイナス要素の少ないクリントンの方がマシってくらいで、
あまり、新鮮味のない感想だ。
だったら、マイナス要素の少ないクリントンの方がマシってくらいで、
あまり、新鮮味のない感想だ。
この筆者が当面の「Xデー」とした今週末までに何かが起きるのか?
興味深いけど、
興味深いけど、
結局何も起こらないような……
とはいえ何かが起こってほしいという期待も、なくはない。
下げたら買い、上げたら売りのつもりで。