昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +15.54 @18,144.20, NASDAQ -7.77 @5,239.02)。ドル円為替レートは103円台後半の推移。本日の日本株全般は上げる銘柄多かったが、株価指数は小幅安となった。東証1部では、上昇銘柄数は1,151に対して、下落銘柄数は701となった。騰落レシオは112.94%。東証1部の売買代金は1兆8906億円。
TOPIX ±0 @1,342
日経平均 -66円 @16,774円
TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は小幅続落した。10日、25日、60日移動平均線がますます収斂してきており、株価はその上にある。大きく上下どちらかへ動く前のネルギー蓄積局面である。今年6月上旬も同じように収斂後、下放れした。今回は上下どちらに放れるだろうか?
前場は1ドル=104円台まで円安・ドル高が進み、輸出関連銘柄に買いが先行した。日経平均は一時上げ幅を100円超まで広げた。しかし、取引時間中に発表された中国の貿易統計で、人民元ベースの輸出が減ったと伝わると、中国経済の先行き不透明感が意識され、運用リスクを取る動きがやや後退した。その結果、円相場が円高に振れた。現物株にも先物との裁定取引の解消に伴う裁定解消売りが出た。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、非鉄金属(1位)、その他製品(2位)、繊維製品(3位)、サービス業(4位)、金属製品(5位)となった。