ライトUPさんのブログ

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今後の展開

こんにちは(^-^)/
これからの株価は、大きく別けて2つの要素によって動くものと推測されます。

1つは、三大マネー中で最も増え続けているドルの今後の展開です。
リーマンショックで多額の国債を発行し、これを米国中銀が買い取っているわけですから日本やEUを遥かに上回るスピードでドルは増えているのです。
これに加えて世界先進各国共にインフレ政策に舵を斬っていることから、米国がこのまま利上げを行わない場合、市場に出回っているドルが回収されず、貨幣価値が急激に低下、これに対抗する世界各国により、通貨安戦争に陥るおそれがあるのです。
もし発生すれは、世界同時株安どことではなく、世界同時通貨安とか世界同時インフレと言える状況になり、株価ではなく物価を気にしないといけない状況になり、株価の急激な上昇が見込まれます。

もう1つは、日銀によるETF買いです。
日経株式の市場規模は、約600兆円なのですが、その1%にあたる6兆円を今年1年で日銀が買い上げるというのです。
実際に取引きされている株は20~30%であることから推測できるように取引きされている株式の約3%が買い付けられ、数年間は売買されなくなるわけですから当然の如く株価の高騰が予想されます。
一部経済紙では、その値上がり額が約2000円なんて言っていますが、本当にそうなのでしょうか?
実際に高額の買付が行われた目新しい株式を例にあげると、NTTドコモがあります。
ドコモは、約3年前に公開している株式の約7%を自社株買いすると発表し、株価が大きく上げました。
7%買えば株価は上がって当然だと思われることでしょう。しかし、実質的に市場の株式を買付けたのは3000億円くらいで、当然の如く買付は進まず、NTTから直接2000億円くらいの買付を行いました。
つまり、3.5%くらいしか株式を買い付けなかったのに株価は約1500円→約2500円まで高騰したのです。
ご存じのとおり、日銀のETF買いは今年のみにあらず、昨年も行われており、来年も行われる公算が大です。
来年も日銀が同レベルの買付を行えばどうなるのでしょう?

私的には、売り崩しの限界点を日銀のETF買いが上回った時を期待しています。
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