はるるっぴさんのブログ
出口の近くでマーケットに参加する
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)
時間ないので、思いつくままに書きます。
マーケットを取り巻く環境は常に変動します。
あすになれば、今日の予想は変わることもあります。
○国境なき記者団
「国境なき記者団」の情報は、どの程度の信憑性があるかわかりません。
そのうえで、参考までに見ると
2016年日本の報道の自由度ランキングは72位になっています。
中国と北朝鮮が下位にランキングされていることは理解できますが、日本の順位も
相当低いです。(韓国、香港よりも下位)
対して、フィンランド、ノルウェー、デンマークなどの北欧の国の評価は高くなっています。
フィンランドは、以前からEU懐疑派が一定の勢力を持っていますが、正確な情報を
得ているからかもしれません。
マスコミの情報が必ずしも正しくないこと知っておくことは
専門家がよく間違えることと同様に、投資家として知っておくべきことでしょう。
○裁定買い残
裁定買い残が大幅に減少しています。
裁定買い残の推移を見ると、日本株にはプラス材料です。
○EミニS&P500
アセットマネジャーのEミニS&P500のポジションをチェックすると
(買い比率)
9月20日 59.6%
9月13日 57.7%
9月06日 61.2%
8月30日 61.0%
8月23日 60.9%
依然、機関投資家がアメリカ株に対して弱気であることがわかります。
(強気になれば、買い比率が70%に接近してきます。)
世界金融危機前、アメリカの機関投資家、専門家ともに非常に強気でした。
そして、その後アメリカ株は暴落しました。
今現在、アメリカの機関投資家は弱気なので、アメリカ株は、意外と堅調かもしれません。
もちろん、世界には不安材料がたくさんあるので、サプライズの材料次第で
アメリカ株は大幅に下落する可能性もあるでしょう。
○日経平均株価のアノマリー
9月末最終5営業日のアノマリーをチェックすると
過去8年間で1勝7敗
唯一勝った2011年もわずか+140円
昨年2015年は▲682円でした。
ヘッジファンドの動向が関係していると思いますが
10月4日(投資の日)まで、日本株は弱いことが多い。
その後、日本株は強い確率が高い。
過去そうだったから、今年もそうなるとは限りませんが、参考にしたいと思います。
また、10月SQ前にヘッジファンドが仕掛けてくることも想定の範囲内にします。
○アメリカ大統領選と金融政策
11月8日アメリカ大統領選挙が近づいてきました。
その前に開催される
10月31日~11月1日 日銀金融政策決定会合
11月1日~2日 米FOMC
アメリカ大統領選前なので、ここでは、金融政策当局は、大きな動きがとれないだろう
と言われています。
クリントン氏、トランプ氏どちらが大統領になっても、ドル高円安は望まないでしょう。
12月の日米の金融政策会合の日程
12月13日~14日 米FOMC(イエレン議長の記者会見つき)
12月19日~20日 日銀金融政策決定会合
今から、12月中旬に至るまで、マーケットを揺らがす大きな出来事が起きるか
どうかわかりませんが、12月の日米の金融会合は注目されるでしょう。
可能性としては低いと思いますが、日銀が外債を購入することも念のため想定の範囲内にしたいと思います。この場合は、円安株高になりますね。
(財務省は否定的ですが、日銀は2%物価上昇のため何をやるかわかりません。)
メインシナリオだけでなく、いくつかのサブシナリオを考えたいと思います。
○ドイツ銀行CDSとアメリカ銀行株
足元のドイツ銀行のCDSをチェックすると229.4ベーシスポイントです。
要注意のレベルです。さらに上昇すると警戒レベルなので注意が必要です。
あわせて、アメリカ金融株のJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーなどの株価は金融危機の先行指標になるので定期的に点検してもよいでしょう。
○結論
今世界で起きていることを考えると弱気ですが
株価は、良好な需給などでファンダメンタルズを無視して、上昇する可能性もあるので
時間とチャンスがあれば、みんかぶの買い予想もしたいと思います。
金の専門家、豊島先生の手帖に書かれていた通り、すぐに逃げることができるように
出口の近くに立ってマーケットに参加するのもひとつの選択肢でしょう。