岸和田だんじり祭 試験曳き ウォーク (大阪府岸和田市)

小督さん
小督さん
日本の祭りは伝統としきたりに守られ、神社と氏子の強い絆により今日まで続く奉納行事。
そこには行政や企業の介入はなく、市民参加型のお祭り、
例えば「こうべ祭り」とは全く性質が異なるもの

今年の夏は「祇園祭」に夢中になり、その延長で、今月も「まつり前ウォーク」に参加、
再び岸和田に行って来ました

この日(4日)行われたのは、だんじり祭りの「試験曳き」と言われるもので、
宵宮(17日)本宮(18日)に備えた「予行練習」だそうです。
私が「試験曳き」に参加したのではなく、見どころスポットに案内してもらっただけですので、
誤解されませぬよう…

私はつい最近まで「だんじり祭り」が男の人だけのお祭りで、
辻や交差点を速度を落とすことなく曲がる「やりまわし」ばっかりしているものだと思っていました。
でも、曳き手の前方では小学生くらいの女の子も綱を持って走っており、
同じハッピを着たオジサンから、「綱たるませたらあかんでえ。」と言われると、
機敏に反応するところがなんとも可愛らしい。
私は母親、というよりオバアサンの気持ちになってしまいました

小学生の後ろは中学生、高校生、成人男性…と徐々に年齢と力が増していく、
年功序列の縦社会(に見えます)

ひとつのだんじりを動かすには500人くらい関わっているそうで、
4トンあると言われるだんじりの屋根に乗り、後方に指示を送るのは大工方。
「祇園祭」でゆっくり進む鉾ですらかなり揺れるそうですが、
男たちが全速力で走るだんじりの上で飛び跳ねるのに必要なのは脚力、体幹?
観客も合わせて、これだけの大人数を前に、上から見下ろすのも男冥利に尽きるでしょうね

この日は「試験曳き」のせいか、「やりまわし」の際には一旦止まっていましたが、
それでも十分迫力がありました。
「だんじり」のスピードは思った以上に速く、写真を撮るにも追いつかないし、
私が一緒に走っても多分追いつかないくらい

家に帰って写真をチェックすると、男の人ばっかり、しかも私が知らない人を撮っているので、
思わず笑ってしまいました。
逆の立場で、私が男で、幼女から熟女の写真ばっかり撮っていたら、ムムムムム
でも、私が女だからたぶん問題ないということで…(意味不明)

岸和田に居ると、なぜみんながだんじりに夢中になるか分かるような気がします。
生まれた時から「だんじり」が身近にあり、それぞれ年齢層に応じた役割があり、
「灯入れ曳行」になるとよちよち歩きの子供も「だんじり」と一緒に歩くそうで、
老若男女が楽しめるお祭りになっているように思いました

ただ、「岸和田のだんじり祭り」は普通にだんじりを曳いているだけではないので、
岸城神社に案内されたときには、「無事にお祭りが終わりますように。」と私も手を合わせて帰りました

平成28年 まつり前 岸和田城下町
タグ
#walking #大阪
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
小督さん
アイビーあずささん
こんばんは

まさか、あずささんがだんじりを知っているとは思いませんでした
地域の住人たちが行ってきた町内行事のひとつと思っていたのが、
マスコミなどで取り上げられてから、
全国に知れ渡るお祭りになったみたいです

あずささんも、お父さまと一緒にお祭りに行って、楽しい思い出がいっぱいですね
その上、笛や太鼓もできて、長谷川一夫のお座敷にも呼ばれるとは、
自慢のお父さまです

私の地元ではお囃子などできる人はおらず、
いつもレコードかテープでしたので、それが普通だと思っていました

夏のお祭りでは、浴衣を着せてもらいましたが、
子供の頃のお祭りって、楽しかったですねえ
今晩は、小督さん。

だんじりはtvで観ているだけでも
迫力が有りますね

観てると胸がわくわくしてきます

父が元気な頃、私が未だ幼かった頃に
父はお囃子が大好きで色々な処のお祭りに
呼ばれて、笛や太鼓を演奏していました。
地元のお祭りではトラックの荷台を飾って
お囃子で町内を回っていました
私は何も出来なかったのですが・・・
乗せてもらっていました
父の自慢話で若いころに
長谷川一夫のお座敷にも呼ばれた事があったそうです。
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