11日の日経平均は、262.5円上昇して13430.91。日足は三角持合を上に離れた。基準線、転換線も越え、目先は上昇基調となった。しかしまだ直近の高値13467やその前の戻りの高値13603には届いていない。週足で昨年高値、今年3月安値からのトレンドラインを引くと、まだ持ち合いの中。週足では基準線13146近辺で下げ止まったが、まだ転換線13570までは戻せていない。NYがかなり大幅に上げたにしては、やや重い。もう一息あげて転換線をこえていってくれないと、なかなか安心感がでてこないだろう。
実際、TOPIXをみるともっと重く、週足は基準線までももどせていない。月足は雲の下限でようやくとまっているところ。つまりは、輸出産業が多い日経平均は、ドル円相場の円安に反応しているのに対し、内需が多いTOPIXは国内景況感の悪さが足をひっぱっているようだ。
今晩のNYが引き続き強ければ、勢いがでてくるのだが・・