昨日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +3.76 @18,533.05, NASDAQ +12.34 @5,225.48)。ドル円為替レートは101円台前半の円高方向へ振れた。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が792に対して、下落銘柄数は1,043となった。騰落レシオは98.33%。東証1部の売買代金は2兆906億円。
TOPIX -3 @1,315
日経平均 -30円 @16,735円
TOPIXも日経平均も小幅安となった。円相場が1ドル=101円台前半に上昇したことで、主力の輸出関連銘柄を中心に売りが出た。日経平均の下げ幅は一時100円を超えたが、日銀のETF買いが入るとの観測が強く、下げ渋った。今週は前日までに500円超上昇しており、利益確定売りが出やすいタイミングだった。しかし、今日の下落幅はわずか30円にとどまった。
日銀のETF買いが主な原因で、為替相場との相関が薄れており、これまでの「円高=株安」のパターンが崩れつつある。7月末に日銀がETFの買い入れ額倍増を発表して以来、円相場では3円近い円高が進行したが、その間の日経平均は2%高となっている。日銀のETF買いは1日当たりの買い入れ額が従来の約350億円から700億円に増え、売買代金に占める日銀の割合は上昇した。後場に入ってから買うとみられることで、指数への影響力が大きい値がさ株への先回りした買いも活発だが、その分だけ市場が歪んできた。ファーストリテイリングは予想PER80倍台まで買われている。7月29日以降でソフトバンクは17.87%、ファストリは13.40%と、日経平均の1.49%を上回る上昇となっている。
33業種中18業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、証券(2位)、保険(3位)、海運(4位)、電気・ガス(5位)となった。
TOPIX -3 @1,315
日経平均 -30円 @16,735円
TOPIXも日経平均も小幅安となった。円相場が1ドル=101円台前半に上昇したことで、主力の輸出関連銘柄を中心に売りが出た。日経平均の下げ幅は一時100円を超えたが、日銀のETF買いが入るとの観測が強く、下げ渋った。今週は前日までに500円超上昇しており、利益確定売りが出やすいタイミングだった。しかし、今日の下落幅はわずか30円にとどまった。
日銀のETF買いが主な原因で、為替相場との相関が薄れており、これまでの「円高=株安」のパターンが崩れつつある。7月末に日銀がETFの買い入れ額倍増を発表して以来、円相場では3円近い円高が進行したが、その間の日経平均は2%高となっている。日銀のETF買いは1日当たりの買い入れ額が従来の約350億円から700億円に増え、売買代金に占める日銀の割合は上昇した。後場に入ってから買うとみられることで、指数への影響力が大きい値がさ株への先回りした買いも活発だが、その分だけ市場が歪んできた。ファーストリテイリングは予想PER80倍台まで買われている。7月29日以降でソフトバンクは17.87%、ファストリは13.40%と、日経平均の1.49%を上回る上昇となっている。
33業種中18業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、証券(2位)、保険(3位)、海運(4位)、電気・ガス(5位)となった。