昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -14.24 @18,429.29, NASDAQ -7.98 @5,213.14)。ドル円為替レートは102円台前半での推移。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,246に対して、下落銘柄数は581となった。騰落レシオは97.80%。東証1部の売買代金は2兆2254億円。
TOPIX +12 @1,317
日経平均 +114円 @16,765円
米国株は小幅安だったが円相場がやや円安方向に動いたことと、日銀のETF買いが相場を支えて、TOPIXも日経平均も続伸した。12月1日高値と4月25日戻り高値を結んだ下降トレンドラインを上抜けている。さらに2月12日安値と6月24日安値でWボトムを形成している。また12月1日高値から8か月の日柄が経過しており、日柄調整も十分である。以上の3点からチャート的には底値を確認したといえる。
日銀のETF買いはファーストリテイリング、ソフトバンク、KDDIなどの値嵩株の上昇からも読み取れる。日銀買いがあるので売り方は売るに売れない状態が続いている。日本株の主な買い手が中央銀行と公的年金となっている現状は歪んでいる。東証1部の売買代金は2兆2000億円程度の水準で、市場では売り買いともに手掛かり不足である。 日銀がETF購入額を倍増した効果について、市場では、日経平均が年間で2000~3000円上昇するとの分析があるが、ほとんどの場合、当初予測していない事態が発生して計算通りにはいかない。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、鉱業(2位)、水産・農林(3位)、鉄鋼(4位)、その他金融(5位)となった。
TOPIX +12 @1,317
日経平均 +114円 @16,765円
米国株は小幅安だったが円相場がやや円安方向に動いたことと、日銀のETF買いが相場を支えて、TOPIXも日経平均も続伸した。12月1日高値と4月25日戻り高値を結んだ下降トレンドラインを上抜けている。さらに2月12日安値と6月24日安値でWボトムを形成している。また12月1日高値から8か月の日柄が経過しており、日柄調整も十分である。以上の3点からチャート的には底値を確認したといえる。
日銀のETF買いはファーストリテイリング、ソフトバンク、KDDIなどの値嵩株の上昇からも読み取れる。日銀買いがあるので売り方は売るに売れない状態が続いている。日本株の主な買い手が中央銀行と公的年金となっている現状は歪んでいる。東証1部の売買代金は2兆2000億円程度の水準で、市場では売り買いともに手掛かり不足である。 日銀がETF購入額を倍増した効果について、市場では、日経平均が年間で2000~3000円上昇するとの分析があるが、ほとんどの場合、当初予測していない事態が発生して計算通りにはいかない。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、鉱業(2位)、水産・農林(3位)、鉄鋼(4位)、その他金融(5位)となった。