本日の日経平均は16,600円台での動き。
長期の下落トレンドライン付近の動きとなっており、
いつ本格的な下落が再開してもおかしくない状況。
特に7月21日は日経平均は一時16,900円まで上昇したものの、
形状としてはアイランドリバーサルとなり天井を示唆。
7月21日でA-4波が終了し、現在A-5波の下落に突入したとの判断が可能。
ただし、取引状況から考えると大口の上下のオプション売りに囲まれており
現状では16,000円~17,000円から抜け出すのは非常に困難。
また、売り方の明確なギブアップもいまだ確認できていない状況。
もうしばらくは大きな動きにはならないと考えています。
現在の判断
7月21日よりA-5波の下落に突入。
短期的にはA-5-ⅰ波、下値目途は25日線を考えて16,000円付近。
下落が一気に進んだとしても今週中にはいったん底打ちする可能性が高い。
8月上旬にはA-5-ⅱ波で16,500円~16,900円までリバウンド。
その後、強烈な下落となるA-5-ⅲ波へ突入するというシナリオを想定しています。
下落への突入は8月前半には始まるものと予想。
ただし、7月21日でA-4波が終了していなかった場合、
8月上旬に再度上値をトライする可能性があることには注意が必要。
その場合、日経平均は17,000円を一時的に上回ってくる可能性が高いです。
今週はFOMCや日銀の政策発表と言ったイベントを控えているので
結果を受けて大きな値動きも予想されますが、市場の雰囲気からすると
おそらく短期的に動いても元の位置に戻る可能性が高いと考えています。