ぷーたろう体験記さんのブログ

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現在は治療→予防の時代です

虫歯や歯周病を治す決め手は早期発見・早期治療と定期的なメンテナンスです。
その中でも、生活習慣病である歯周病には予防・管理が重要と考え、当医院では歯周治療や予防・メンテナンスに力を入れております。

歯磨きで大切な事

一番大切なのは、「寝る前に歯を磨く」ことです。唾液には細菌の増殖を抑え、歯を守る作用がありますが、寝ている間は唾液の出る量がガクッと減ってしまいます。
そのため、寝ている間に細菌は増殖し、虫歯や歯周病が進行してしまいます!それを防ぐためには、寝る前にしっかりとプラークコントロールを行って細菌の数を減らしておくことが非常に重要です。
次に大切なのは、「朝起きたら歯を磨く」ことです。これには寝ている間に増えた細菌の数を減らすとともに、エチケットとしての意味があります。寝る前にしっかりとプラークコントロールを行っているのであれば、朝は歯ブラシのみで2~3分歯を磨けば十分でしょう。
その理由は、プラーク(歯垢)が形成されて歯に対して害を与えるようになるまでには約24~48時間かかるので、1日1回しっかりとプラークコントロールを行えばOKなのです(根管長測定器)。

プラークコントロール

プラーク(歯垢)はただの食べカスではなく、細菌の塊です!
この細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因なので、プラークコントロールをしっかりと行って細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防・改善させることができるという訳です。
歯磨きも大切なのですが、歯磨きだけでは十分にプラークを落とすことはできません。「ちゃんと歯磨きしてたのに虫歯になった~」というのは、ある意味当然なのです。
…というか、実は歯磨きで虫歯が予防できるという科学的データはありません。(虫歯予防の効果が科学的に証明されているのは、フッ素だけです)
ただ、データは無くてもやっぱり歯磨きをしたほうが良いでしょうし、歯周病予防には歯磨きが一番重要ですから、正しい歯磨き=プラークコントロールを行うことはとても大切です(エアータービン)。
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