昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +80.19 @18,226.93, NASDAQ -31.88 @4,988.64)。ドル円為替レートは103円台前半の円安方向へ振れた。これを好感して、本日の日本株全般は大幅続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,616に対して、下落銘柄数は282となった。騰落レシオは95.07%。東証1部の売買代金は2兆7742へ増加した。
TOPIX +30 @1,286
日経平均 +386円 @16,096円
TOPIXも日経平均も大幅続伸した。短期筋の買い戻しも続いており、日経平均株価は一時前日比528円上昇し、Brexitショック前の水準(6月23日終値)まで、あと1円に迫る場面もあったほどである。10日は勿論25日移動平均線も回復した。時の利は昨日から買い転換している。これで、日経平均は過去2日間で約1000円上昇した。前週末に発表された6月の米雇用統計の改善や、参院選の与党勝利を受けた経済対策への期待が背景にある。さらに、英国の次期首相がメイ氏に決定したことで目先の不透明感がやや和らいだ。それによりドル円相場が一時1ドル=103円台前半の円安方向へ動いたことが株式相場を上押しした。本日、上昇が目立ったのが、足元で年初来安値水準まで売られていた金融関連株や輸出関連株だった。
急反発の裏には仮需の動きもある。高水準な信用の売り残に加えて、7月7日時点の裁定残(裁定買い残-裁定売り残)は2.3億株と、1998年9月以来の水準まで低下していて、これじはリーマン・ショック後の2009年3月の2.4億株さえ下回る記録的な低水準である。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/gai.cgi
http://www.opticast.co.jp/opt/gcom/gai/gai1_chart.htm
流石に、明日は反発が一服するのではないだろうか?月末に控える日銀の金融政策決定会合で何が決定されるか気になる。「量的緩和強化+マイナス金利幅拡大」のセットを市場は期待しているはずだが、まさかまたゼロ回答はないだろう。もしゼロ回答なら急落は必至だ。
33業種中、食品を除く32業種が上昇した。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、その他金融(2位)、銀行(3位)、証券(4位)、保険(5位)となった。2位から4位までが金融である。
TOPIX +30 @1,286
日経平均 +386円 @16,096円
TOPIXも日経平均も大幅続伸した。短期筋の買い戻しも続いており、日経平均株価は一時前日比528円上昇し、Brexitショック前の水準(6月23日終値)まで、あと1円に迫る場面もあったほどである。10日は勿論25日移動平均線も回復した。時の利は昨日から買い転換している。これで、日経平均は過去2日間で約1000円上昇した。前週末に発表された6月の米雇用統計の改善や、参院選の与党勝利を受けた経済対策への期待が背景にある。さらに、英国の次期首相がメイ氏に決定したことで目先の不透明感がやや和らいだ。それによりドル円相場が一時1ドル=103円台前半の円安方向へ動いたことが株式相場を上押しした。本日、上昇が目立ったのが、足元で年初来安値水準まで売られていた金融関連株や輸出関連株だった。
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流石に、明日は反発が一服するのではないだろうか?月末に控える日銀の金融政策決定会合で何が決定されるか気になる。「量的緩和強化+マイナス金利幅拡大」のセットを市場は期待しているはずだが、まさかまたゼロ回答はないだろう。もしゼロ回答なら急落は必至だ。
33業種中、食品を除く32業種が上昇した。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、その他金融(2位)、銀行(3位)、証券(4位)、保険(5位)となった。2位から4位までが金融である。