国債が大人気

カイオワさん
カイオワさん

 7月の個人向け国債の応募額が、前年比でなんと12倍にもなったそうです。


 日銀のマイナス金利政策の影響で、銀行の定期預金の金利が低下し、国債が相対的に有利になったためだとか・・


 気になる金利の方は5年物で0,05%。 銀行の定期預金が0,01%くらいなので、それに比べるとなるほど高いことは高いです。


 でも、高いと言っても1000万預けても年に5000円にしかなりません。 昔の高かったころの金利が夢のようですね。


 確か、バブルの頃は10年物で8%くらいだったと思うんだけどな。 そうすると1億円で800万だから、利息だけで余裕で生活できます。 


 ちなみにバブル時代よりもっと前の1970年代のころは、郵便局の金利が10%もあったそうなんです。 すご~い。 預けるだけで年利10%なら資産の半分はそれで運用しますけどね。


 テキトーに働いて資産運用は何も考えずに貯金さえしていれば、ある程度の財をなすことができた。 当時はいい時代だったんですね。 しかも今に比べれば老人も少なかったので、若者が負担する年金とかの社会保障費も安かったわけです。


 高度成長期というのは、国家を人に例えればちょうど中高生くらいにあたるのかなぁ。 中学生から高校生にかけて、人の体がぐ~んと大きくなるのと同じように成長するのが高度成長期なんでしょうね。


 ということは、そういう時代が2度3度と訪れることは考えにくく、今から先は、国の政策には期待することなく個人個人が知恵を絞って、黙々と資産運用をしていかなくてはいけないということでしょうな。


 


 


 

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