morioteruoさんのブログ

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3668 コロプラ
位置情報ゲームから出発。11年9月スマホ専用ゲーム配信に参入して急成長を遂げている。「スマートフォンゲーム世界ナンバーワン」、「リアル連携世界ナンバーワン」、「位置情報世界ナンバーワン」の3つの世界一を目指している。
14年9月、スマートフォン専用クイズ&カードバトルRPG『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』が累計3000万ダウンロードを突破するなど、既存ゲームタイトルの持続的な成長がつづく。
加えて「スリングショットブレイブズ」や「ほしの島のにゃんこ(知育アプリ)」、「白猫プロジェクト」など新規タイトルも順調にリリースしている。直近では今年6月27日に「白猫プロジェクト」が1億ダウンロードを達成した。次いで『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』が6月18日に3800万ダウンロードを達成(いずれも国内版)。
15年からJリーグ(日本プロサッカーリーグ)と、トップパートナー契約およびゲーム分野におけるライセンス契約を締結している。本格アクションサッカーゲームとしては「激突!Jリーグプニコンサッカー」を4月から配信中。
既存ゲームアプリが比較的好調に推移して売上拡大に寄与、好業績を維持しているが、新作ヒットが不在なことで、業績面の利益水準に比して、現状株価は評価不足の印象が強い。
しかし、「ドラゴンプロジェクト」が久しぶりの新規タイトルのなかからのヒット作品になったことで、再評価の動きが強まる可能性。
4月後半に既発表の今期(16年9月期)第2四半期決算は、売上高454億円(前年同期比+37.7%)、営業利益204億円(+35.3%)、経常利益203億円(+32.8%)、純利益122.4億円(+35.7%)、1株当たり純利益99.0円実績だった。
会社側の通期業績計画が、売上高850億円(前期比+17.4%)、営業利益360億円(+11.4%)、経常利益360億円(+11.22%)、純利益210億円(+8.0%)、1株当たり純利益169.3円見込みとしている。
通期計画に対する2Q実績の進捗率は、売上高で53.4%、営業利益で56.7%、イーブンペースが50%なので会社想定線以上とわかる。
一方、市場コンセンサスは会社計画は上振れ着地の見方で、売上高923億円(前期比+27.5%)、経常利益406億円(+25.5%)、純利益243億円(+25.1%)、1株当たり純利益195.5円予想としている。
会社計画と市場コンセンサスの今期業績の1株当たり純利益の仲値は182.4円。これを元に当面の株価評価の目安を試算すると、2350円付近の評価が期待できる。
また同社は7月27日に第3四半期決算発表を予定している。
全体相場の軟調模様に押された同社株も、米雇用統計(6月)の結果発表を境に全体の流れに変化があれば、株価調整十分、3Q好業績期待、白猫プロジェクト2周年効果が4Qで期待できること、などから上昇に転じる確度は高い。
買いメドは2050円前後まで。想定の取り組み期間は2-3週間程度。想定目標株価@2350円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては1700円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切だ。
株価が下値圏にあることから、とくにリスク許容度が低く安全トレード最優先の方針の方を除き、銘柄保有のまま7月27日の3Q発表を待っていいと思う。3Q決算も株価反発力の一要因になると思う。
安全策でいく場合は、25日頃までの高値圏で売却を済ませるという形になる(27日の3Q発表後、材料出尽くしの売り圧力を回避するための措置)。
(08日終値1988円に対する目標株価の想定上昇率+18.2%前後。)
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