日経平均寄与度ランキング（大引け）

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日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は6日続伸、KDDIとファーストリテで約38円押し上げ
2016年7月4日 16:41



4日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり65銘柄、変わらず16銘柄となった。

日経平均は6日続伸。前週末の米国株が上げ一服となったことや、為替相場が朝方に1ドル＝102円台半ばとやや円高で推移していたことなどから、日経平均は前週の上昇に対する利益確定売りが先行して128円安でスタートした。本日は目立った材料に乏しく、4日の米国市場が独立記念日の祝日で海外勢のフローも限定的となるなか、日経平均は朝安後に内需・ディフェンシブ関連株を中心に買いが入りプラスへと切り返した。後場には15800円台を回復する場面もあったが、その後15700円台後半でこう着感の強い展開となった。

大引けの日経平均は前週末比93.32円高の15775.80円となった。東証1部の売買高は15億7950万株、売買代金は1兆6021億円と引き続き低調だった。業種別では、食料品、鉄鋼、繊維製品が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、銀行業、精密機器が下落率上位だった。



値上がり寄与トップはKDDI、同2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約38円押し上げた。通信大手はKDDIが3％超、NTTやNTTドコモも2％超の上昇と堅調だった。値上がり寄与4位のJTも4.6％高と上げが目立った。日経平均構成銘柄の上昇率トップは東邦鉛で7.2％高、同2位は住友鉱で5.9％高だった。非鉄金属の市況回復が好感された。

一方、値下がり寄与トップは東エレク、同2位はアドバンテと半導体関連銘柄が並んだ。同3位の7&I-HDは第1四半期営業利益が前年同期並みだったようだと報じられている。日経平均構成銘柄の下落率トップは昭和シェルで2.9％安だった。出光興産との経営統合を巡る不透明感が引き続き嫌気されており、出光興産は一部証券会社の投資評価引き下げが観測されている。


*15:00現在


日経平均株価　　15775.80(+93.32)

値上がり銘柄数　144(寄与度+124.24)
値下がり銘柄数　 65(寄与度-30.92)
変わらず銘柄数　 16

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
KDDI 3295 102 +24.00
ファーストリテ 27705 345 +13.53
ソフトバンクG 5792 65 +7.65
JT 4315 191 +7.49
アステラス薬 1624 20.5 +4.02
ホンダ 2612 45 +3.53
住友鉱 1090 60.5 +2.37
資生堂 2773.5 54 +2.12
丸井G 1432 52 +2.04
味の素 2535 51.5 +2.02
日東電 6517 47 +1.84
日本ハム 2588 46 +1.80
武田 4482 44 +1.73
ダイキン 8486 44 +1.73
アサヒ 3387 39 +1.53
日清粉G 1696 38 +1.49
ヤマトHD 2461.5 31.5 +1.24
ソニー 3038 31 +1.22
NTT 4951 139 +1.09
東レ 895.1 27.2 +1.07

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 8552 -127 -4.98
アドバンテ 1097 -28 -2.20
7&I-HD 4211 -53 -2.08
ファナック 16340 -50 -1.96
オリンパス 3760 -45 -1.77
エーザイ 5761 -34 -1.33
ジェイテクト 1136 -28 -1.10
昭和シェル 909 -27 -1.06
塩野義 5657 -22 -0.86
コナミHD 4065 -20 -0.78
TDK 5670 -20 -0.78
安川電 1307 -16 -0.63
京セラ 4816 -8 -0.63
富士フイルム 3960 -16 -0.63
スズキ 2724 -15.5 -0.61
大日住薬 1863 -15 -0.59
コニカミノルタ 732 -15 -0.59
ブリヂストン 3302 -15 -0.59
スクリン 1106 -14 -0.55
アマダHD 1020 -14 -0.55《NH》

フィスコ引用