時折、書店で立ち読みをすることがあるのですが、株式の本のタイトルを見ていて気がついたことが一つ。
「投資信託はこの中から買いなさい」 「黄金株で儲けなさい」(わかりゃ苦労せんわ) 「チャートの美しさで選びなさい」 などなど、「○○しなさい」的なタイトルが多い感じがします。
そういう命令調にしたほうが、売れ行きが良くなるのかな。
そういう言い方をされると中級者以上の人は「命令すんなコノヤロー」と反発するかもしれませんが、初心者はわりかしパッと飛びつくのかもしれません。
そういえば、私が最初に買った株の本のタイトルは「株は三銘柄で儲けなさい」でした。
どなたが書かれたのかすでに記憶にありませんが、内容はファンダメンタルズ重視で、銘柄の選び方が9割以上を占めていて、どんな仕掛け方、手仕舞い方をするのかについては、すご~くテキトーだったように記憶してます。
でも、右も左も分からない初心者にとってはそういう、「黙ってついてこい」みたいな言い方に無意識のうちに引かれるのかもしれませんね。