昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +235.31 @17,929.99, NASDAQ +63.43 @4,842.67)。ドル円為替レートは102円台後半での推移。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,388に対して、下落銘柄数は454となった。騰落レシオは96.94%となった。東証1部の売買代金は1兆,7958億円へ減少し、また2兆円の大台を割り込んだ。
TOPIX +9 @1,254
日経平均 +107円 @15,682円
TOPIXも日経平均も続伸した。10日移動平均線を辛うじて回復するかしないかの水準まで戻してきた。今朝発表された6月の日銀短観は、大企業製造業の業況判断指数(DI)が前回調査から横ばいだった一方で、大企業非製造業DIは悪化した。企業の景気に対する慎重な見方を映し出していると市場は解釈し、日銀が追加緩和に踏み切りやすくなったとの思惑を高めた。今年は既に2回のゼロ回答(4月と6月の追加緩和見送り)が続いているが、これに懲りず市場では7月に日銀が追加金融緩和に踏み切るとの観測が依然として燻っている。
足元では株価は続伸しているが、相場の先行き不透明感が払拭されて相場が上昇しているのではなく、内需系などのディフェンシブ銘柄の一部が恐る恐る買われているだけである。本日の目立った上昇銘柄にはある共通点を見出すことができる。ニトリ、良品計画、セリア、ノジマ、しまむらの共通点はなんだろうか?商品が値段で割安感のあるデフレ銘柄である。円高によって仕入れ価格が低下しているはずなので、その分価格競争力が増すので、「コストリーダーシップ戦略」が効いてくる。デフレ再来の前触れでなければ良いが。本日7月1日の債券市場では、長期金利の指標となる新発10年債利回りが過去最低となるマイナス0.255%を付けた。デフレ銘柄群の上昇と長期金利のマイナス幅拡大。何と相性が良い組み合わせだろうか(笑)?
33業種中26業種が上昇した。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、化学(3位)、食料品(4位)、証券(5位)となった。
TOPIX +9 @1,254
日経平均 +107円 @15,682円
TOPIXも日経平均も続伸した。10日移動平均線を辛うじて回復するかしないかの水準まで戻してきた。今朝発表された6月の日銀短観は、大企業製造業の業況判断指数(DI)が前回調査から横ばいだった一方で、大企業非製造業DIは悪化した。企業の景気に対する慎重な見方を映し出していると市場は解釈し、日銀が追加緩和に踏み切りやすくなったとの思惑を高めた。今年は既に2回のゼロ回答(4月と6月の追加緩和見送り)が続いているが、これに懲りず市場では7月に日銀が追加金融緩和に踏み切るとの観測が依然として燻っている。
足元では株価は続伸しているが、相場の先行き不透明感が払拭されて相場が上昇しているのではなく、内需系などのディフェンシブ銘柄の一部が恐る恐る買われているだけである。本日の目立った上昇銘柄にはある共通点を見出すことができる。ニトリ、良品計画、セリア、ノジマ、しまむらの共通点はなんだろうか?商品が値段で割安感のあるデフレ銘柄である。円高によって仕入れ価格が低下しているはずなので、その分価格競争力が増すので、「コストリーダーシップ戦略」が効いてくる。デフレ再来の前触れでなければ良いが。本日7月1日の債券市場では、長期金利の指標となる新発10年債利回りが過去最低となるマイナス0.255%を付けた。デフレ銘柄群の上昇と長期金利のマイナス幅拡大。何と相性が良い組み合わせだろうか(笑)?
33業種中26業種が上昇した。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、化学(3位)、食料品(4位)、証券(5位)となった。