昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +284.96 @17,694.68, NASDAQ +87.38 @4,779.25)。ドル円為替レートは102円台半ばの円安方向での推移。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が861に対して、下落銘柄数は968となった。騰落レシオは93.97%。東証1部の売買代金は2兆2611億円。
TOPIX -2 @1,246
日経平均 +9円 @15,576円
円相場が落ち着きてきて、米国株も大幅続伸したことで、TOPIXも日経平均も高く始まった。しかし、徐々に失速し、結局、前日比ほぼ変わらずで終えた。一時は主力株も大きく上昇し、日経平均の上げ幅は200円を超える場面もあったが、週初から上昇が続いてきたこともあり、上値では戻り待ちの売りや目先の利益を確定する売りに押された。かといって、短期筋も売り崩そうとすることには慎重である。クジラと形容される年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの公的年金マネーが買い出動することや、日銀の追加金融緩和を警戒している。英国の代表的な株価指数FTSE100種株価指数は前日に約4%上昇し、主要国の中で一番乗りでBrexitショック前の水準に戻した。震源地の英国より、日本の方がダメージが大きいのである。リーマンショックの時もそうだった。大きなショックに対して、日本株は過剰反応しやすいようだ。
33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、繊維製品(1位)、水産・農林(2位)、医薬品(3位)、パルプ・紙(4位)、空運(5位)となった。
TOPIX -2 @1,246
日経平均 +9円 @15,576円
円相場が落ち着きてきて、米国株も大幅続伸したことで、TOPIXも日経平均も高く始まった。しかし、徐々に失速し、結局、前日比ほぼ変わらずで終えた。一時は主力株も大きく上昇し、日経平均の上げ幅は200円を超える場面もあったが、週初から上昇が続いてきたこともあり、上値では戻り待ちの売りや目先の利益を確定する売りに押された。かといって、短期筋も売り崩そうとすることには慎重である。クジラと形容される年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの公的年金マネーが買い出動することや、日銀の追加金融緩和を警戒している。英国の代表的な株価指数FTSE100種株価指数は前日に約4%上昇し、主要国の中で一番乗りでBrexitショック前の水準に戻した。震源地の英国より、日本の方がダメージが大きいのである。リーマンショックの時もそうだった。大きなショックに対して、日本株は過剰反応しやすいようだ。
33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、繊維製品(1位)、水産・農林(2位)、医薬品(3位)、パルプ・紙(4位)、空運(5位)となった。