昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +92.93 @17,733.10, NASDAQ +9.98 @4,844.29)。ドル円為替レートは114円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,324に対して、下落銘柄数は552となった。騰落レシオは88.01%。東証1部の売買代金は2兆4744億円へ増加した。
TOPIX +9 @1,251
日経平均 +166円 @15,600円
TOPIXも日経平均も反発した。前日の長大陰線に続いて短陰線が続く「はらみ線」となった。安値圏でのはらみ線は買シグナルとなる場合が多い。このまま2月12日安値を割り込まずに6月23日の英国国民投票を無事通過すれば、底値圏での底練りを4ヶ月以上続けてきた後だけに反発が期待できる。6月17日付の日本経済新聞朝刊が「日米欧の主要中央銀行が緊急のドル資金供給の検討を始めた」と報じたことで、英国のEU離脱を懸念した世界的な市場混乱がやや後退したためだ。これに加えて、英国ウェスト・ヨークシャーでEU残留派議員への銃撃死亡事件があった。6月23日の英国民投票で有権者の支持が同情票となって残留に傾くとの思惑が安心感につながった。他方、日経平均は6日間で合計1300円超下げたため、ヘッジファンドなどの短期筋が利益確定のため買い戻しに動いたはずだ。さらにPERで見ると割安な水準まで下げてきたので、年金基金が下値で打診買いを入れているとの見方もある。日経平均が年初来安値の14,952円をつけた2月12日の予想PERは12.9倍であったが、6月16日の終値も同じ水準まで下げた。
33業種中28業種が上昇した。上昇率トップ5は、輸送用機器(1位)、鉱業(2位)、ガラス・土石(3位)、機械(4位)、非鉄金属(5位)となった。
TOPIX +9 @1,251
日経平均 +166円 @15,600円
TOPIXも日経平均も反発した。前日の長大陰線に続いて短陰線が続く「はらみ線」となった。安値圏でのはらみ線は買シグナルとなる場合が多い。このまま2月12日安値を割り込まずに6月23日の英国国民投票を無事通過すれば、底値圏での底練りを4ヶ月以上続けてきた後だけに反発が期待できる。6月17日付の日本経済新聞朝刊が「日米欧の主要中央銀行が緊急のドル資金供給の検討を始めた」と報じたことで、英国のEU離脱を懸念した世界的な市場混乱がやや後退したためだ。これに加えて、英国ウェスト・ヨークシャーでEU残留派議員への銃撃死亡事件があった。6月23日の英国民投票で有権者の支持が同情票となって残留に傾くとの思惑が安心感につながった。他方、日経平均は6日間で合計1300円超下げたため、ヘッジファンドなどの短期筋が利益確定のため買い戻しに動いたはずだ。さらにPERで見ると割安な水準まで下げてきたので、年金基金が下値で打診買いを入れているとの見方もある。日経平均が年初来安値の14,952円をつけた2月12日の予想PERは12.9倍であったが、6月16日の終値も同じ水準まで下げた。
33業種中28業種が上昇した。上昇率トップ5は、輸送用機器(1位)、鉱業(2位)、ガラス・土石(3位)、機械(4位)、非鉄金属(5位)となった。