先週末の米国株式相場は下げた(DJIA -31.50 @17,807.06, NASDAQ -28.85 @4,942.52)。ドル円為替レートは106円台半ばから後半の円高方向へ大きく動いた。本日の日本株全般は大きく下げて始まったが切り返して陽線で終わる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が595に対して、下落銘柄数は1,233となった。騰落レシオは96.82%。東証1部の売買代金は1兆8267億円となり、再び2兆円を大きく割り込んだ。
TOPIX -5 @1,332
日経平均 -62円 @16,580円
6月3日夜発表された米国雇用統計は非農業部門雇用者数の増加幅が前月比3万8000人と市場予想(15万5000人)を大幅に下回った。これを受けてFRBが早期の追加利上げに踏み切るとの観測が後退して円高・ドル安が急速に進んだ。TOPIXも日経平均も大きく下げて始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、間もなく切り返し初め、徐々に反発し続けて陽線で終えた。日本株全般はまたも意外な下げ渋りを見せた。これまで下げがきつかった銘柄に見直し買いが入った。前場は自動車、機械、電機など輸出銘柄が、円高による輸出採算の悪化を懸念して売られた。だが、平均時給は上昇しており、さらに失業率の改善も進んでいるので決して悲観すべき内容ではないとの見直し買いが入った。下げたのは日本株だけで、他のアジア株は堅調だった。
特徴的だったのは下げ相場の中でも電子部品銘柄の一部が買われたことだ。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、証券(1位)、鉱業(2位)、保険(3位)、銀行(4位)、その他金融業(5位)となった。
TOPIX -5 @1,332
日経平均 -62円 @16,580円
6月3日夜発表された米国雇用統計は非農業部門雇用者数の増加幅が前月比3万8000人と市場予想(15万5000人)を大幅に下回った。これを受けてFRBが早期の追加利上げに踏み切るとの観測が後退して円高・ドル安が急速に進んだ。TOPIXも日経平均も大きく下げて始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、間もなく切り返し初め、徐々に反発し続けて陽線で終えた。日本株全般はまたも意外な下げ渋りを見せた。これまで下げがきつかった銘柄に見直し買いが入った。前場は自動車、機械、電機など輸出銘柄が、円高による輸出採算の悪化を懸念して売られた。だが、平均時給は上昇しており、さらに失業率の改善も進んでいるので決して悲観すべき内容ではないとの見直し買いが入った。下げたのは日本株だけで、他のアジア株は堅調だった。
特徴的だったのは下げ相場の中でも電子部品銘柄の一部が買われたことだ。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、証券(1位)、鉱業(2位)、保険(3位)、銀行(4位)、その他金融業(5位)となった。