NYとりあえず反転

昨日5日のNYは11615.77(+331.62)と大幅反発。原油価格が下落し、FOMC金利据え置きを決定し利上げが遠のいたということが要因ということだ。水準としては、一気に日足の基準線11262、転換線11411を一気に突破、直近高値11586すら抜いて、7月23日の11698に迫る動き。週足でも、転換線11598を回復。週足基準線11982はまだずっと上であるが、目先はなんとか底が入ったのではないかと思われるが、この間の大きな下げのあとだけに、本格的な反転のきっかけになるかどうか、まだ半信半疑ということろか。でもとりあえず一番底はまもりきったと期待したい。
FOMCのせいというよりも、原油価格が120ドルを切ってくる動きで、商品価格が総崩れとなっているので、インフレ懸念はさしあたり収まり、利上げが遠のくということになれば、低金利が続くということで株式市場が好感するということなのではないだろうか。ただ景気実態についてはまだ指標が強弱入り混じっており、強気一辺倒にはなりにくいのではないか。
日本との関係では問題は為替であるが、いまのところ落ち着いている。しかしアメリカ金利が低下してくれば、景気が反転してこないと、ドルを買う材料も乏しくなるので、警戒がひつようかもしれない。為替が落ちついていれば日経平均は、NYに追随するのではないかと思うが、どこまで腰が入ってくるか、ここで二番底になるかどうかは見極めが必要だろう。
映画ずきのしんちゃんさんのブログ一覧