昨日の米国株式相場はわずかに上げた(DJIA +2.47 @17,789.67, NASDAQ +4.20 @4,952.25)。ドル円為替レートは109円台前半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が139に対して、下落銘柄数は1,773となった。騰落レシオは91.26%。東証1部の売買代金は2兆930億円。
TOPIX -30 @1,332
日経平均 -393円 @16,563円
TOPIXも日経平均も大幅続落した。ほぼ水平に10日、25日、60日移動平均線が収斂しているが、5月26日から上抜けしたのに、本日、またこれらすべての移動平均線を下抜けた。円相場が109円台前半の円高方向へ動いたことと、安倍晋三首相が、経済対策の具体的な規模には言及しなかったことを失望して、売り圧力が高まった。日銀の佐藤健裕審議委員が5月2日の講演で2%の物価目標について「無理に達成する必要はない」と発言し、早期の追加緩和の観測が後退した。これを材料にしてヘッジファンドなどが一斉に円買い・ドル売りを仕掛けた。さらに、5月2日夜に結果が出るOPEC総会では、増産凍結で合意できないとの見方が多く、原油安が株価を押し下げるとの懸念もくすぶっている。
水産・農林業を除き、33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、銀行(4位)、海運(5位)となった。
TOPIX -30 @1,332
日経平均 -393円 @16,563円
TOPIXも日経平均も大幅続落した。ほぼ水平に10日、25日、60日移動平均線が収斂しているが、5月26日から上抜けしたのに、本日、またこれらすべての移動平均線を下抜けた。円相場が109円台前半の円高方向へ動いたことと、安倍晋三首相が、経済対策の具体的な規模には言及しなかったことを失望して、売り圧力が高まった。日銀の佐藤健裕審議委員が5月2日の講演で2%の物価目標について「無理に達成する必要はない」と発言し、早期の追加緩和の観測が後退した。これを材料にしてヘッジファンドなどが一斉に円買い・ドル売りを仕掛けた。さらに、5月2日夜に結果が出るOPEC総会では、増産凍結で合意できないとの見方が多く、原油安が株価を押し下げるとの懸念もくすぶっている。
水産・農林業を除き、33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、銀行(4位)、海運(5位)となった。