昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -8.01 @17,492.93, NASDAQ -3.78 @4,765.78)。ドル円為替レートは109円台前半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が529に対して、下落銘柄数は1,272となった。騰落レシオは101.34%。東証1部の売買代金は1兆6658億円。
TOPIX -12 @1,327
日経平均 -156円 @16,499円
円相場が円高方向へ動き、TOPIXも日経平均も下げたが、本日も5月13日の高値と安値の範囲内での動きだった。企業の決算発表が一巡し、材料不足で株式相場は膠着状態となっている。東証1部の売買代金は1兆6658億円と2兆円の大台を4営業日連続で下回り、連日で今年最低を更新した。
4月開催分の米国FOMC議事要旨では、米景気指標の回復を踏まえて6月の利上げ観測が再浮上してきた。利上げがあるとすれば、円安・ドル高を通じ日本株高になる可能性はあるが、他方、新興国通貨安や原油相場の下落に伴うリスクオフが再燃することも考えられる。円相場に関しては、投機筋の円買いポジションがまだ相当残っているため、それが解消されるためには急速な円高には戻りにくいと考えられる。もう一つ市場が気にしているのは6月のFOMCと英国のEU離脱"Brexit"を問う国民投票だろう。この2つの重要イベントの結果次第で相場は大きく上下することになるはずだ。
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉱業(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、機械(5位)となった。
TOPIX -12 @1,327
日経平均 -156円 @16,499円
円相場が円高方向へ動き、TOPIXも日経平均も下げたが、本日も5月13日の高値と安値の範囲内での動きだった。企業の決算発表が一巡し、材料不足で株式相場は膠着状態となっている。東証1部の売買代金は1兆6658億円と2兆円の大台を4営業日連続で下回り、連日で今年最低を更新した。
4月開催分の米国FOMC議事要旨では、米景気指標の回復を踏まえて6月の利上げ観測が再浮上してきた。利上げがあるとすれば、円安・ドル高を通じ日本株高になる可能性はあるが、他方、新興国通貨安や原油相場の下落に伴うリスクオフが再燃することも考えられる。円相場に関しては、投機筋の円買いポジションがまだ相当残っているため、それが解消されるためには急速な円高には戻りにくいと考えられる。もう一つ市場が気にしているのは6月のFOMCと英国のEU離脱"Brexit"を問う国民投票だろう。この2つの重要イベントの結果次第で相場は大きく上下することになるはずだ。
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉱業(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、機械(5位)となった。