自社株買いだけが下支え要因

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +175.39 @17,710.71, NASDAQ +57.78
@4,775.46)。ドル円為替レートは109円台前半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,505に対して、下落銘柄数は350となった。騰落レシオは116.70%へ上昇した。東証1部の売買代金は1兆8988億円。

TOPIX
+14 @1,336
日経平均 +186円
@16,653円

米国株高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も2連騰した。円相場が109円/US$台前半と円安・ドル高で推移したため、輸出企業株が買われた。明日、5月18日に予定されているGDPの発表を控え、市場参加者の動きは鈍い。現在、相場のほぼ唯一の下支え材料は企業の「自社株買い」であるが、自社株買いに頼る相場は長続きしない。補正予算等の財政政策に対する期待が高まっている。

33業種中32業種が上げた。上昇率トッ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、電気・ガス(3位)、証券(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。


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