SQ+決算発表でも盛り上がりに欠ける

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +9.38 @17,250.50, NASDAQ -23.35
@4,737.33)。ドル円為替レートは108円台後半の推移。本日の日本株全般は高く始まったが、すぐに失速して下げて終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が410に対して、下落銘柄数は1,487となった。騰落レシオは102.50%。東証1部の売買代金は2兆5395億円となった。

TOPIX
-17 @1,320
日経平均 -234円
@16,412円

TOPIXも日経平均も寄り付きは高く始まったが、利食い売り優勢となりすぐに失速して、大幅下落で終えた。日足を見ると、5月11日の「出会い線」で反発モードにヒビが入り、12日の「入首線」で粘りを見せ、そして本日13日は「かぶせ線」で反発モードが打ち消された。

本日は約900社が決算発表する集中日だったが、その割には売買代金が増加せずエネルギーが感じられない。株式指数オプションとミニ日経平均先物5月物のSQ算出があったため昨日に比べれば増えた、それを差し引いて考えると売買高は、特に後場は商いが細っていた。決算を通過してしまうと材料不足のため、一段と売買が低迷する可能性もある。そうなれば短期筋が主導することにより値動きが大きくなってボラティリティが高まり、個人や長期投資家がさら市場から遠ざかりはしないだろうか?

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、パルプ・紙(4位)、非鉄金属(5位)となった。


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