昨日の米国株式相場は大幅下落となった(DJIA -217.23 @17,711.12, NASDAQ -49.19
@4,760.69)。ドル円為替レートは108円台後半の円安方向へ動いた。好悪材料が入り混じって、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が898に対して、下落銘柄数は925となった。騰落レシオは110.43%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1713億円。
TOPIX
+3 @1,337
日経平均 +67
@16,646
米国株が大幅下落したことを嫌気して、TOPIXも日経平均も下げて始まったが、切り返して小幅反発で終えた。昨日は「出会い線」で反発にブレーキがかかったが、前日の陰線の実体に翌日陽線で少し食い込む「入首線」となり、底堅さを示した。しかし、まだ10日移動平均線を回復できておらず、時の利は買転換していない。2月12日と4月8日安値を結んだ上昇トレンドラインと、3月14日高値と4月25日高値を結んだ上値抵抗線で挟まれた「チャネル」を描いているように見える。悪材料が出てきても大きく崩れないようになってきた。
33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、繊維(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、精密機器(4位)、その他製品(5位)となった。