はるるっぴさんのブログ

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素人のマーケットメモ㉝

このたびの熊本で発生した地震により、被害を受けられました皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


時間ないので、思いつくままに書いています。


○サクソバンク2016年の大胆予測


今年のサクソバンク2016年の大胆予測の中で


「低迷が続く金を尻目に銀は33%高騰」


というのがあります。


詳しく調べていませんが、この予想は当たるかもしれません。
覚えていれば、みんかぶで「銀ETF」の買い予想をしたいと思います。


「OPEC内部対立で、原油価格一時100ドル回復」


この予想が当たると日本は困ります。(-_-;)


・・・


サクソバンクの大胆予測は、ほぼ一貫して間違ってきた市場コンセンサスに比べると、
発生する確率が高いものだということを強調しておきます。


最高運用責任者(CIO)スティーン・ヤコブセンより


○シャープの金融派生商品


4月7日(木)

日経新聞朝刊より


金融派生商品の業界団体、国際スワップ・デリバティブズ協会(ISDA)は6日までに、
シャープ向けの債権を対象とする「クレジット・デリバティブ・スワップ(CDS)」について「精算事由」に該当するか審査申請を受けたと公表した。仮に精算事由に該当するとの判断が下れば、CDSの売り手は買い手に対して損失を補てんする必要がある。(以下略)」


注意:この記事は誤解を生みやすい。買い手は、投機的にCDSを買っていることもあるので、損失あるなしは、関係ありません。


・・・


リーマン・ショックのとき、マスコミなどで100年に1度の危機と報道されていました。


「喉元過ぎれば熱さを忘れる」(故事ことわざ)


現在、多くの人々は心地よい無感覚のなかで、毎日を過ごしています。


しかし、現実は政策当局の財政出動と金融政策で、時間稼ぎしているだけです。根本的な問題は解決していないので、遠くない将来、リーマン・ショック以上の金融危機が来る可能性が高い。そのとき、CDSやタックスヘイブンのことがわからないと何が起きているのかさっぱりわかないでしょう。(>_<)


過去の清算値(売り手の免除額)を参考まで見てみると


アイフル 33.875%
武富士  14.75%
JAL   20%
エルピーダメモリ 21%
日本ビクター(KENWOOD)と合併 93.75%(リストラクチャリング)


「100%-清算値」で計算される保険金がもらえます。


CDSを組み込んだCDOなどの証券化商品がたくさんあり、それらをタックスヘイブンに隠しているので、ますますややこしいことになっています。


CDSに関連する記事は、今後もチェックしたいと思います。


○パナマ文書


投資家にとっても重要なニュースです。


パナマ文書は、紙にしたらトラック1100台分もあるようで、タックスヘイブン取引の全てを分析するのに時間がかかると思います。


今の時点で、世界の首相・元首相12人。
世界の政治家140人の名前が公表されていて、世界的な騒動になっています。
世界の大企業や富裕層の名前が公表されるのも時間の問題。


ここで、陰謀論者の登場です。


公表されたら困る者が、人工衛星からHAARP(ハープ)で、パナマの近くのエクアドルに人工地震を発生させた可能性があるとか。


パナマに落とすとバレバレなので・・・


日本の熊本地震についても、日本人をパナマ文書から気をそらすために、HAARPを使った。
地震の波形は人工地震の形に類似しているとのことです。


現在でも、核や水素を使った人口地震や自然改変装置(HAARPなど)は、極秘兵器として開発が進んでいると見られていますが、もちろんそれらの情報が表の世界のニュースになることはありません。


(詳しくは、陰謀論者へ)


HAARPについては、以前、マサチューセッツ工科大学とハーバート大学に研修生として
留学していた博士から、専門的な説明を30分ほどレクチャーしてもらったことがあります。


存在するようです。


さて、パナマ文書


この問題をマスコミが大々的に取り上げると、株価にもマイナスの影響が出るでしょう。


ただ、マスコミに大きな影響力を持つ大手広告代理店もパナマ文書に記載されているうえ、他の大手企業もマスコミのスポンサーになっているところが多いので、ニュースに出しづらいところはあるでしょう。


タックスヘイブンに関しては、合法です。


しかし、一国の首相や大企業などが本来国に納めるはずであったお金を納めていないと
いうモラルの問題により、世界中で大きな問題になっています。


投資家は注意してもよいと思います。


以前、この日記でも紹介したタックスヘイブンの本を読むと、さらに理解が深まるでしょう。


日本の大手海運会社の船が日本船籍ではなく、タックスヘイブンのパナマ船籍であることも理解できます。たまにニュースで船の事故があった時に、日本の会社なのにパナマ船籍と言っています。


詳しくは海運株の得意な方へ


○「Sell in May」


今年になって、相場で大勝ちして、資金に余裕のあるヘッジファンド(日本株ショート筋)の現在のポジションを推測すると


ドル円は、円ロング
日本株は、ショート(足元ショートカバーが入っている)
NY株は、ロング


仮にこのまま5月に入ったら


ヘッジファンドがポジションを整理するとき、反対の動きが出やすくなります。


ドル円は円安
NYダウは、上値が重たくなる(または下落する)
日本株はショートカバーで底堅くなる(または上昇する)


株式投資の格言に「Sell in May」というのがあります。


今年はヘッジファンドが日本株を大量に売っているので、
ショートカバーが入りやすい状況にあります。


「Sell in May」は、ヘッジファンドが5月まで日本株を一杯買っているときに効きやすいので、今年は、日本株については、「Sell in May」にならないかもしれません。
もちろん、日米欧の金融政策など新たな材料が出ると状況は変わります。


4月の終りには、ある程度、方向性が見えてくるでしょう。


中長期の海外投資家の売り圧力は継続しているので、
引き続き慎重に対応したいと思います。


○二人のプロレベルの投資家


週末、二人のプロレベルの投資家と簡単な情報交換をしました。
一人はオプションを得意とする人で、もう一人はショートを得意とする人です。


二人とも、過去の実績がある方です。
今年になってからもしっかり儲けています。


足元の相場では、二人とも日経平均15,700~15,800円どころでエントリーされていました。
そして、14日(木)にいったん利益確定をされて、日経平均でプラス1,000円の成果を
出していました。


一人(オプションを得意とする人)は、あくまでも現段階の考えとして、調整あれば再度
買いエントリーを予定していると言っていました。


どうなるでしょうか?


投資で利益を上げている人と親しくなると、
その投資仲間も利益を上げている人であることが多い。


当たり前のことですが、投資で利益を上げている人は
アナリストと違ってよく勉強しています。


○中国とヨーロッパ


中国経済の減速、ヨーロッパの金融不安など深刻な問題もありますが、

長くなるので、今回は省略します。


みんかぶ予想


買い予想:2銘柄を継続します。


特段の大きな材料なく株価が調整することがあれば
慎重に、追加の買い予想をしたいと思います。


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