今日の相場 -8/1-

[NGTNさん]

     

∇ダウ：11,378.02（-205.67）　ナスダック総合指数：2,325.55（-4.17）　S&P500：1,267.38（-16.88）
第2四半期GDPが予想を下回ったこと、新規失業保険の申請件数が予想を大幅に上回ったこと、エクソンモービルやディズニーが決算後に売られたことなどから、米株は大幅下落となりました。ナスダックに上場しているイムクローンが買収提示され大幅高になったため、ナスダック指数の下げ幅は小さかったです。原油価格は下落。長期金利は4%割れ。

・第2四半期の米ＧＤＰ＋1.9％、07年第4四半期はマイナス成長に修正
景気対策をしてこれじゃあ・・・って反応です。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33013120080731

・米新規失業保険申請が5年超ぶり高水準の44.8万人、特殊要因が影響
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT822401020080731

・7月のシカゴ地区購買部協会景気指数は50.8、前月は49.6
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT822373020080731

・米経済は世界経済の減速で景気後退へ─グリーンスパン氏＝ＣＮＢＣ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33017820080801

・米連銀プライマリー貸出が2週連続で過去最高、流動性不足示す
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33018920080801

・米ブリストル・マイヤーズ、イムクローンに買収提示
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33013920080731

・エクソンモービル4-6月期、14％増益も市場予想に届かず
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCHM2871.html

・ディズニーの4-6月期は9％増益、テーマパーク好調で
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCHK7554.html

・マスターカード4-6月期、アメックスとの和解金計上で赤字
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCHM1235.html


∇日経平均：13,094.59（-282.22）　TOPIX：1,272.93（-30.69）
米株安に加え、決算発表で大幅に売られる銘柄が目立ち、日経平均は大幅安となりました。今日も、JR、電力、食品、医薬品、通信といったディフェンシブ銘柄が強かったです。昨日引け後に決算を発表した大手銀行は売られました。新興不動産は、引き続き大幅安。昨日引け後にはフージャースの下方修正が出てました。

日清製粉や日清食品など、食品メーカーは価格転嫁がうまくいって決算が好調なのが多いですね。生活必需品は遠慮なく値上げ出来るから。まあ、食品株の株価は、バリュエーション的には割高だと思いますが。日ハム、山パンなんか、PER40、50ですよ・・・。

・みずほＦＧの4―6月当期利益は前年比＋14.1％、与信関係費用低下が寄与
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK014362520080731

・三井住友ＦＧが売り気配、業績悪化を嫌気する動き
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK016464220080801

・日テレ：09年3月期当期利益予想を137億円から85億円に
テレ朝もそうですが、テレビ局のビジネスは終わってますね。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK014370120080731

・松井証券高い、発行株の4.64％にあたる自社株取得枠を設定
松井証券や島精機など、自社株買いを発表したところは、決算がいまいちでも上がる傾向がありますね。
http://jp.reuters.com/article/hotStocksNews/idJPnTK016470020080801

・日清食が大幅高、4―6月期の好業績を評価
http://jp.reuters.com/article/hotStocksNews/idJPnTK016467020080801
　

[はんちくさん]

こんにちは

　GM酷かったですね。四半期ごとに、1兆、2兆の赤字を繰り返してますが、よく潰れないなと感心します。

　ダウー５０という下げ幅を、どう評価していいのか分かりません。雇用減少数が予想よりマシではありましたが、内容は相変わらず最悪です。失業率は悪化してますし。この二つの相殺なんでしょうが、底堅いという評価とも違う気がします。

　日本の個別株は、決算が少しでも予想を下回ると恐ろしく売られますね。中には出尽くしストップ安まで。「相場が下向きなことを示す」いい例だと思います。

　雇用統計を過ぎたアメリカ相場は、何を目標に動くのでしょう。「個別決算」が、全体を司るような感じでしょうか。

[NGTNさん]

雇用統計は、過去のリセッション時と比べれば、まだ緩やかな水準なので、株価もそこまで強烈に反応しないのでしょう。2001年～2003年の時は、雇用者数はピーク時で-30万人超え、失業率は6%超えまでいってますから。
今回の景気後退局面は、急激に景気が悪化するというよりも、真綿で首を絞められるようにじわじわと苦しくなっていくのだと思います。

8月のアメリカ相場は、とりあえず今週のFOMCが注目ですね。来週以降は、8/12に空売り規制が終わるので、その後の金融株の動き。あとは、ぽつぽつ発表されるマクロ経済指標を見ながら一喜一憂って感じだと思います。