kenixiさんのブログ

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人材確保で困らない為に会社がするべき事

この記事の所要時間: 約 4分15秒


photo credit: On February 19, 2016, Ambassador Heidt visited Cambodian Textiles Worldwide (CTW) in Phnom Penh. via photopin (license)
先に言っておきますが、僕は経営者ではありません。
でも、昨今の自社の人材流出具合を見ていて思うところがあったので記事にしておきます。ちなみに自社はここ1年くらいの間に、約半数の人材が流出しました。んで、今その状況にヤバさを感じたのか、採用活動をしているみたいですが、多分殆ど取れないでしょうね。
人材を流出させない為にするべき事
人材の流動性が高い事自体は全然問題ではないと思うんですが、出て行くばっかりだと会社としてはやっていけないですよね。
ある一定数はやっぱりちゃんと定着させないといけません。なので、まずは先に、どうすれば人材が流出していかないかを考えてみます。
ちゃんとした評価を行う
一番大事なのはやっぱりこれ。評価とやんわりオブラートに包みましたが、要は給料ちゃんと払えよってことです。
例えば僕は、今の年収は360万程度です。ぶっちゃけ、同程度のスキルの人材と比較すると、かなり安い方の部類に入ると思います。ちなみに冠はサーバーサイドプログラマーですが、職務内容は、客先折衝から要件定義、基本設計に詳細設計、単体テストまで全てを担当しています。お金に関しては、代表の意向か知らないけど一切触れられないので、金銭的な部分はノータッチですが、その他は全てをまるっとやる感じですね。
仮に他社に出て行って同じ仕事をしたら、いくらくらいになるでしょう?主観ですが、450万くらいが平均値だと思います。さらに、短納期案件なので、実働時間も長い。それを考えると、500万もらってても何ら不思議はない。
ということで、ハッキリ言って僕自身は評価に対して非常に不満を抱いています。まぁだから転職するんですけど。
過度な負担を強いない
サラリーマンである以上、「全て自分のやりたい仕事をやる」ってことは、無理です。
なので、少なからず労働者は、会社の為に働いている部分がある。つまり、仕事漬けにしたら、不満がどんどんどんどん溜まっていくってことです。さらに言えば、エンジニアはプライベートの時間を思いっきり割いて、自己学習しろってことが暗黙の了解になっているフシがあります。
なので、プライベートの時間をちゃんと確保してあげることは、会社にとってもエンジニアにとっても、プラスなことなんです。短納期の案件を長時間労働でこなすことより、長期的に見ればプラスなんです。
ハッキリいって、これが分かってない経営者が多いですね。
人材を確保する為にするべき事
流出がなくなったら、次に考えるのは拡大。人材の確保ですね。幸いにもIT企業は人材の流動性が非常に高い業界なので、取ろうと思えばすぐにでも取れるんです。
取れない取れないというのは、低コストのハイパフォーマンスの人材を求めているから。ただそれだけ。
買い叩かないこと
ま、結局一番大事なのはここなんですよ。結局、金なんだよ!金!
新卒はどうだか知りませんが、多少の経験があれば、年収360万は出すべきだと思ってます。僕が経営者だったら、そうします。でも、安く買い叩こうとする経営者のなんと多いことか。自社もそうですが、今回僕が転職活動をしている中でも、信じられないくらい安い金額を提示してくる企業がいくつもありました。こちらの最低年収は提示しているのに、です。
そして、そういう企業に限って、「人材がいない」と言う。当たり前だろ、と。
ぶっちゃけたところでいうと、自社で知る限りの最低単価は、月60です。その半分すら給与として出さないのかと。残業代があるわけでもないし、退職金も、ボーナスもなにもないんだから、月60の単価なら、40万払っても会社としては黒字〜トントンくらいなもんじゃないですか?
それを買い叩くなんて、ちょっと現場からすれば信じられないです。
自社のエンジニアを積極的に外に出す
仕事で出してもいいし、プライベートで出してもいい。
要はエンジニアに横の繋がりを持ってもらって、自社に引き込んでいきましょうって作戦ですね。求人媒体に払うコストもないし、その人の実力も知れてるから、会社としてはリスクがめちゃくちゃ低い。ま、ただ、自社に対して魅力がないと、ひき込めませんけどね。
僕なんかは今度の転職はこの例で、前お仕事させていただいた方のところで雇ってもらいます。実力も知れてるし、気心知れてるし、年収上がるし、言うことなし。
 おわりに
IT企業で人材に恵まれないって、ちょっとありえない事態です。人は、たくさんいる。360万出せば、実装ベースで困らない人材は確保できる。420万出せば、エンジニアリーダークラスが確保できる。500万出せばPM兼エンジニアリーダーが確保できる。ただ、買い叩こうとして失敗してるだけってことを認識したほうがいいですよね。
そいぎんた!
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