この歳になると、たいていの人は、満足でない。腰が痛い、糖尿病だ、血圧高い、やる気が出ない。何となく、体調が悪い。などといった処だ。遺伝と生活習慣の結果だ。今更、どうこう言った処で、言うだけで何の効能もない処まできている。
しかしだ。やっぱり死にたくない。何時までも、長く生きたい。こんな願望が誰でもある。「もう、生きていてもしょうがない」と言っていても、やはり死にたくないのだ。
周りの人も、死にだした。一人、二人と数えるようになった。年齢だから、しょうがない。
それで、考えてみれば、このパソコン人生はやはり、よくない。何が悪いと言うと、まず、動物である生き物が、こんな、机と椅子に座っていることは、異常な行動である。動物なら、あちこち動き回り、危険を回避して、食物を得る行動をする。動かなくても、食糧が手に入るのでこうなった。
それでも、もう、いろいろ考えてみると、能力は落ちるが、動き回る生活がよいだろう。
しかし、この杉花粉には、困ったもんだ。外に出られない。戦後、植林をしようと、杉の苗を植えたまでは良かったが、昭和40年代頃から、外材が安く輸入され、国内の植林業は、壊滅状態になった結果だ。それと零細農業では、収入が少ないので、都会に人口移動が起きた。その結果、過疎は、ますます、過疎になり、東京では、絶対に土地が不足している。
家の中で、足踏み運動をしてみたが、やってみると、これが案外、いい運動になる。これが、いい運動では、いかに身体が駄目になっているかであるが、老人とはこんなもんだ。
つまらない文を、書いたもんだ。しかし、他の人も、ろくな事をやっていないのだから、大多数の老人はこうなのだろう。
ため息一つか。