投財堂さんのブログ

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今だから言える3・11の真実

3・11あれは何だったのだろうか・・・何かの予知能力でも働いたのだろうか・・・今から遡る事5年前。そう。時は、2011年3月10日。俺は何を買うか迷っていた。株式市場を彷徨っていた。俺の性格上、一度買った銘柄は何度でも買う。銘柄ストーカーなのだ。しかし、その日だけは違っていた。今まで一度も買ったことのない銘柄に気持ちが動いた。なぜ、そのような気持ちになったのか・・・あの日、どうしてこの2銘柄を選んだのか・・・全然覚えてない。恐らく、当時の俺も「どうしてその銘柄を選んだのか?」と問われても、ただ何となく・・・としか答えようがなかっただろう。ただ、俺は選んだ。全く初めての銘柄であり前日までは名前すら知らなかった銘柄である。ただ、この2つだけは買っておこう。買わなければならない・・・と思った。それが、この2銘柄である。(1914)日本基礎技術(1840)土屋ホールディングスそして、翌日の3月11日未曾有の大震災が東日本を襲ったのである。今日もそうだが、当時の3月11日も金曜日だった。東証は翌週の月曜日、強行に市場を開いた。当然の全面安。稀に見る大暴落に襲われる株式市場。しかし、地盤土地改良の日本基礎技術注文住宅の土屋ホールディングスは上がっていた。買い注文が殺到していた。???震災が起きたからこそ上がった銘柄。俺は前日買っていた。普段なら嬉しいはずの暴騰劇が、この時は全然嬉しくなかった。こんなんで儲けていいのか?地震で道路の液状化が始まっていた。もっともっと上昇するかも知れない。しかし、俺は売った。震災を利用して儲けてはいけない。そう思った。綺麗ごとでも何でもなく、ただただ純粋にそう思った。この会社には何の罪もない。何の罪もないが、この時俺は誓った。この2銘柄だけは、2度と買う事はない!!・・・とね。あれから5年。今、俺は思っている。今だから言える、3・11の真実がある。あの時・・・・あの時・・・・・・・なぜ、売ってしまったのだ!・・・と。
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