昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -123.47 @16,516.50, NASDAQ -32.52
@4,557.97)。ドル円為替レートは112円台半ばの円高方向で推移した。本日の日本株は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が980に対して、下落銘柄数は838となった。騰落レシオは85.21%。東証1部の売買代金は2兆1418億円へ減少して来た。WTI原油先物価格は34ドル/バレル台まで戻ってきた。35ドル台まで戻せば、1月28日の戻り高値であるネックラインも上抜けしそうだ。そうなれば、下降トレンドラインは既に上抜けしており、チャート的には底値を確認したと見ることが出来る。
http://chartpark.com/wti.html
米国株安、円高でもTOPIXも日経平均も僅かに反発した。しかし、大きく反発して上昇が継続するわけでもない。日経平均で16,000円を挟んでもみ合っている。円高傾向も中国経済の減速も変わらない。市場は金融政策はもう効かないと見限っているようだ。今相場を浮上させるのに必要なものは補正予算などの財政政策出動だろう。
TOPIX
+3 @1,301
日経平均 +59円
@16,086円
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、建設(2位)、食料品(3位)、陸運(4位)、鉱業(5位)となった。