2016年2月22日~2月26日の相場(2)

窓際リーマンさん
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続き。

・為替相場について。とにかくポンドが売られ、ユーロもよく売られている印象が強かった。(週半ばから対円ではユーロは買戻しされているが) 週末には米GDP改定値の上方修正とPCEコア・デフレータ等の予想値上振れ、米1月耐久財受注の上振れ、原油価格の上昇でドルが買われた。ただ週半ばは米2月サービス行PMIの2013年10月以来の50割れ(49.5)でびっくりしてドルが売られ株価は下落した。予想を下回る米1月新築住宅販売件数もネガティブ要因。(>_<)

サービス業とか消費の経済指標については、ドル高だから製造業はあかんけどサービス業と消費は良い(ハズ)というのが市場のコンセンサスっぽいので敏感に反応することが多い印象。

追記:IPOのはてなの株価とふくおかFGと合併した十八銀行、鴻海と合併が取り沙汰されたシャープの株価。前者2社は暴騰、後者は下落。ついでにVIX指数もチェック。

バルチック海運指数は反発が続く。2月23日に鉄鉱石価格が上昇して豪ドルが急上昇したがここらへんも注意しないと・・。

これも記録。

*EIA週間石油在庫統計(バレル)
原油在庫 +350万
ガソリン -224万
精製品  -166万
製油所稼働率 87.3(-1.0)(%)
(クッシング地区)
原油在庫 +33.3万

これだけみると良い材料なのか悪い材料なのかよくわからない。原油在庫は増えているけれど???


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1週間を通して相場に影響を与えたものを整理
①原油、商品関連
・産油国の要人発言(増産凍結、減産協調に関連するもの)
・EIA週間石油在庫統計
・鉄鉱石価格上昇(豪ドル関連)
②米国の経済指標
・米2月サービス業PMI速報値、米1月耐久財受注、米1月新築住宅販売件数、インフレに関する経済指標(PCEコア・デフレータなど)
・米国GDP改定値
③中国の人民元安誘導や株式市場
※中国の株価は前ほど影響を与えなくなっている。原油価格の動向の方が重要
 今週は証監会トップが更迭されて市場が好感した
④米国の要人発言
・ルー財務長官など(G20の過度な期待の後退)
・FRB要人の発言(ドル安誘導→GDPが強くドル高になる前の布石?)
⑤英国のEU離脱に伴うポンド安及びユーロ安
・6月の英国の国民投票まで続く
・ドイツの消費者物価指数が予想より弱かった
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