下値不安は後退してきたが、G20の結果待ち

優利加さん
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原油価格が反発傾向にあることを好感して、米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +212.30 @16,697.29, NASDAQ +39.60
@4,582.20)。WTI原油先物価格は33ドル/バレル台まで反発してきており、日足チャートを見ると昨年10月上旬を起点とする下降トレンドラインを上抜けした。ドル円為替レートは112円台半ば。
本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,002に対して、下落銘柄数は830となった。騰落レシオは100.83%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1117億円。

原油相場高、米国株高を好感して、TOPIXも日本株も続伸した。ただ、ザラ場では日経平均が節目となる16,500円を回復しそうになると売りに押し戻され、上ひげを引いた短陰線で終えた。そうは言っても、下値不安は後退している。26・27日に実施されているG20でどのような発言・合意が出てくるかに市場は注目している。もし、通貨安競争を牽制するような発言あれば、日銀がさらにマイナス金利幅を大きくすることが難しくなる。或は、各国の財政出動を促すような発言があれば、補正予算に対する期待がさらに高まる。

TOPIX
+4 @1,311
日経平均 +48円
@16,188円

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、小売(1位)、電気・ガス(2位)、食料品(3位)、電気機器(4位)、鉄鋼(5位)となった。


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