10日移動平均線を回復したが・・・

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA -21.44 @16,391.99, NASDAQ +16.89
@4,504.43)。ドル円為替レートは112円台後半の円高方向へ動いた。しかし、本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,256に対して、下落銘柄数が588となった。騰落レシオは79.79%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆581億円へ縮小してきた。

原油価格は反発した(WTI原油先物=30.78ドル/バレル)が、米国株は高安まちまちとなり、為替は円高方向へ動いた。しかし、TOPIXも日経平均も反発し、下向きの10日移動平均線を上抜けた。出来高も売買代金も2月12日のセリングクライマックス以降は減少傾向が続いている。特徴的なことは為替レートや原油価格の変動の影響を受けにくい中小型株が買われる一方、それらの影響を受け易い大型主力株は敬遠されているということだ。マイナス金利の悪影響をモロに受ける銀行株も真っ先に売られる。今週はG20の結果待ちで相場の方向性が出にくいと見ているが、さて、どう動くか?

TOPIX
+8 @1,300
日経平均 +144円
@16,111円

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、水産(2位)、食料品(3位)、陸運(4位)、その他製品(5位)となった。


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