10日移動平均線に接するところまで反発してきた

優利加さん
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イランが原油産油国4カ国のこれ以上増産しないという合意を支持すると表明し、FOMCの議事録が利上げを急がない趣旨の内容だったことを好感して、昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA
+257.42 @16,453.83, NASDAQ +98.11
@4,534.06)。ドル円為替レートは133円台後半の動きだった。WTI原油先物相場は31.59ドル/バレルまで反発してきた。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,725に対して、下落銘柄数は42となった。騰落レシオは74.29%。東証1部の売買代金は2兆7012億円。

2月12日時点の信用評価損率が-25.76%まで拡大した。
https://www.asset-alive.com/nikkei/demand_supply.php
この日、騰落レシオは57.72%まで下げた。騰落レシオ<60%、且つ、信用評価損率<-20%、の2つの条件を満たしたので当面の底値を打ったと判断できる。

原油相場反発と米国株高を受けて、TOPIXも日経平均も続伸した。上値抵抗線となっていた1月21日安値を突き抜けて続伸し、下向きの10日移動平均線に接するところまで反発してきた。しかし、為替レートはまだ円高方向へ振れ易いので、順調に反発を続けるかどうか。

TOPIX +29
@1,311
日経平均 +360円
@16,197円

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、卸売(3位)、鉄鋼(4位)、その他製品(5位)となった。上昇率トップ3までは原油価格上昇が業績向上に繋がる業種である。


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