こんばんわ.
これまでの所、世界株式市場は、ソロス が 年頭に 予測した 2007年~2008年の相場の歩みに非常に 似た 下落相場の 型 をたどっています.
と云うのも、サブプライムローン暴落相場~ リーマンショック暴落相場~EU(欧州)金融危機暴落相場 や 又、25年前の 日本のバブル崩壊暴落相場 等 の 売り方 仕掛け人として、ソロス が 介在していた形跡を踏まえれば、今回の 暴落相場 形成 も、 過去のノウハウ を、基本的に用いて来た場合、NYダウや日経平均、独DAX等 株価指標の足どりも よく似た 下落相場の型(日柄推移と値動き) に 類似性 が現れると考えて、観察して来ました.
NYダウの場合、2007年~2008年 の サブプライムローン暴落相場 ~リーマン暴落相場 では、 高値天井(14,279㌦) から は、大勢1番底=14週目、大勢2番天井=28週目、大勢2番底=39週目、大勢3番天井=42週目で、大勢3番底= 52週目 です. ここまでが、NYダウ 大天井 の 2007.10/11 から 2008.10/10の 3番底 まで、1年に渡った サブプライムローン暴落相場の型 です.
その後、綾戻し後、リーマン暴落相場に発展し、更に約1年 下落し続けて、最終的な 大勢的大底は、大勢 5番底 の 2009.9月 の 6,440㌦ でした.
今回のNYダウ下落相場では、最高値の 2015.5/18 の 18,351㌦ から 起算して 1番底 =14週目 の 15,370㌦、2番天井 = 28週目 の 17,750㌦ と サブプライムローン暴落相場の型 と 同じ日柄パターンで 推移しており、39週目に当たる 来週 2/15(月)~ 2/19(金)の 週に、一旦、 2番底を 入れることになる可能性有りです.
前回と今次下落相場で 大きく異なる処は、下落幅 と 戻し幅 です.今次は、前回下落相場より 下落幅が少なく、又、2番天井への 戻し幅も 大きくなっています.来週内と 僕が 推測する 2番底 が 1番底 (ザラバ 15,370㌦)を 下回らない形で、 下値打ちして、反発に向かえれば、と期待します.
尚、下回った場合でも、NYダウ相場 の ここ 約3年間の上げ幅の 半値押し 以内 で、止まれば、前回下落相場で リーマン暴落相場へと発展した 悲惨な暴落相場の型 には、成らないと考えています.
僕の 大勢2番底判断 そのメド: 2通り を 挙げておきます.
① 2012.6月 安値 12,035㌦ から 天井まで 2年9カ月経過 → 今回天井値
18,351㌦ 上げ幅=6,316㌦ *半値押し以内 の 安値メド 15,195㌦
② 2011.10月 安値 10,362㌦ から 天井まで 3年7ヶ月 経過 → 上げ幅=7,947㌦で 計算した場合:*5分の2押し(44%押し)以内の安値メド 14,855㌦
日経平均市場相場では、 天井 2015.6/24 20,952円、1番底 = 14週目の 9/29 の16,901円、
2番天井=23週目 の 12/1 の 20,012円 、天井から 大勢節目週数 の 34週目、 2番天井から 中勢節目 週数である 11週目 に当たる 来週 2/15(月)~2/19(金)の 週内 で、
NK2番底 15,200円~14,500円 を 入れて、一旦は、反発と 僕は、考えています.
はてさて、どうなるか 見ものです. RYO