今朝のNHK の番組でも紹介されていた革命的な素材「セルロースナノファイバー」
木の繊維を材料とし樹脂を加えて加工する。
素晴らしい点は「重量が鉄の5分の1」「強度が鉄の5倍」「透明化出来る」「タイヤで使用できる」などなど用途は無限に広がっている。
最初に思いつくのは自動車に採用する。
車体の鉄がセルロースナノファイバーに取って代るだけで一台当たり20kg以上重量が減る。
さらに透明化が可能となれば重たいガラスの代わりに使用できる。自動車にガラスが占める重さを著しく軽減出来れば、もっと車体重量の軽減化が可能だ。
さらにさらにタイヤのゴムの代わりに使用できる素晴らしい利点を持っている。
張力、耐用力が現在のゴムの2倍と言う素晴らしさ。タイヤの消耗が格段に減少出来る。当然な事にタイヤ重量を減らせるし自動車の車体重量軽減が更に進む。
透明化に成功したセルロースナノファイバーはガラスに取って代れる。
重いガラスは今まで頭を悩ましていた。軽量化出来れば自動車や建物に利用出来き、今必需品になった携帯電話のガラスに使用できる。もちろんテレビの液晶画面に取って代れる。音響機器のスピーカーにも効果抜群だ。
爺ちゃんは早くからこの「セルロースナノファイバー」に注目し、どの会社が開発するのか、実用化するのか関心を持っていた。実用化の最初は紙パルプメーカーだったが、自動車やガラスに採用する会社はどこか、この会社になら全財産を投資してもいいかな~とさえ思うよ。
これが実用化されると真っ先に売られるのが製鉄かな~。ガラスメーカーも危ない。炭素繊維さえセルロースナノファイバーに席巻されそうだ。
時代の流れは想像を超えるスピードで進んで行くものだね。