FRBはFOMC金融政策の現状維持を決めた。声明で「海外経済と市場動向を注視する」と警戒感を示す一方、米国経済は「昨年終盤に減速した」と判断を下方修正した。しかし、3月の利上げの可能性を否定するものではなかった。これを受けて昨日の米国株は大きく反落した(DJIA
-222.77 @15,944.46, NASDAQ -99.51
@4,468.17)。ドル円為替レートは118円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が753に対して、下落銘柄数は1,095となった。騰落レシオは65.89%となった。東証1部の売買代金は2兆3772億円。
FOMC声明が米国景気の減速と3月利上げの可能性を否定しなかったことで米国株は大幅反落し、TOPIXも日経平均も反落した。1月28~29日の日銀金融政策決定会合の結果が明日正午から午後1時頃までに発表される予定だ。十中八九、日銀は現状維持を発表すると見ている。そもそも世界経済の不調は巨大な中国経済が減速していることが主な理由なので、日銀がその大きな流れを変えることはできない。したがって、日銀は無駄玉を打ちたくないので、追加金融緩和はしないと見ているが、さて、黒田総裁は裏をかいてくるか?
TOPIX
-9 @1,392
日経平均 -122円
@17,041円
33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、鉱業(2位)、海運(3位)、電気機器(4位)、非鉄金属(5位)となった。