再び原油価格が下がり(WTI先物価格が1バレル30ドル割れ)、昨日の米国株式相場は大幅反落した(DJIA -208.29 @15,885.22, NASDAQ
-72.69
@4,518.49)。ドル円為替レートは117円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は大きく反落した。東証1部では、上昇銘柄数が148に対して、下落銘柄数は1,759となった。騰落レシオは61.91%へ下げた。東証1部の売買代金は2兆1124億円で、盛り上がりに欠ける。上海総合指数も大幅下落した(-6.4%)。
原油価格の反落と中国株の大幅安、それに円高が加わり、病み上がりのTOPIXも日経平均も大きく反落した。どちらも10日移動平均線を再び割り込んだ。大きく続落して一旦底打ちした後は、通常2点底を探る動きに入るが、今回もそのパターンとなるか?日本人全体は、日銀の金融政策決定会合とFOMC声明がはっきりするまでは動きにくいようだ。最近は日本株売買シェア3~4割の日本人投資家は日経平均レバレジ連動型ETF(日経レバ)に売買高が偏っている一方、売買シェアの6~7割を占める外国人投資家の好き勝手に日本株式市場は振り回されている印象だ。
TOPIX
-32 @1,360
日経平均 -402円
@16,709円
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、パルプ・紙(3位)、機械(4位)、鉄鋼(5位)となった。