相場の当面の底打ちは間近か?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -249.28 @15,766.74, NASDAQ -5.26
@4,471.69)。ドル円為替レートは116円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は反発する場面もあったが、結局大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が60に対して、下落銘柄数は1,860となった。騰落レシオは53.82%まで急低下した。東証1部の売買代金は3兆846億円に膨らみ、久しぶりに3兆円の大台に届いた。上海総合指数は3.23%下げ、2,880.48となった。

下げ止まらない原油価格と円高、さらに上海総合指数の大幅下落を嫌気して、TOPIXも日経平均も上ひげを引いた大陰線で大幅続落した。前場では大きく反発する局面もあったが、結局、売り崩された。東証1部の売買代金は3兆円を超え、少しセリングクライマックス的になってきた。ぼちぼち投げ売りが出てきたようだ。今日現在の信用評価損率が分かれば良いのだが、公表が1~2週間遅れるので、推測するしかない。信用評価損率は1月8日には12.59%、1月15日には15.5%だったが、今日現在は20%程度に拡大してるのではないだろうか。もし明日も大幅続落すれば、信用買い残の投げ売りがどっと出て相場が軽くなるはずだ。騰落レシオは50%台前半、且つ、もし、信用評価損率が20%以上に拡大すれば相場の当面の底打ちは間近となる。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、不動産(2位)、食料品(3位)、電気・ガス(4位)、銀行(5位)となった。


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