太平洋戦争末期、敗色が鮮明になりつつあった南方前線のジャングルで、食料も弾薬もほぼ尽きた日本軍は、残った兵士に銃弾を一発ずつ支給して「これで敵をせん滅せよ!」と叫んだと言われる。
片や米軍を主力とする連合軍は豊富な武器弾薬と食料を持って対峙していた。
どちらが勝つかは説明するまでもない。
「天皇陛下万歳!」と叫びながら敵陣地に向かって突撃した日本兵は、米軍が発射した機関銃弾の前にバタバタとなぎ倒されて行った。「全滅」「玉砕」
週明けには暴落が予想される今の市場と状況が似通っている。
どちらも戦争なんだよな。株も戦争だ。
食料も弾薬も尽きて相場を力いっぱいに張ったらどうなるか?
大幅安一発で、即「追証」、 損切りの嵐となって安値を投げ売る羽目になる。
いかに無謀な戦いであるかわかるだろう。
含み損が膨大になる? 理解に苦しむな~? なんで膨大になるんだ?
投資だから損失が発生するのはわかる。予想が外れる事はしょっちゅうある。
損が発生してもmyルールで決めたロスカットを実行していれば、「膨大な損失」など生まれる筈はないよ。
いつも適度な損失率を維持していると思うよ。
週明け相場が大暴落であろうとなかろうと、株価が下落しても余裕資金を保有していれば恐い物はない。むしろ安値で買う機会が来た事が嬉しいかもしれないね。
同じように待つ身であっても、一方は恐怖におびえて待つ。もう一方は喜んで待つ。大きな違いだね。