冬物処分のバーゲンセールの始まり始まり!

優利加さん
優利加さん

北朝鮮の「水爆」実験報道を受けて、昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -252.15 @16,906.51, NASDAQ -55.67
@4,835.76)。安全資産へ逃避すべく円が買われ、ドル円為替レートは117円台の円高方向へ動いた。さらに今日は追い打ちをかけるようにまた悪材料が飛び出してきた。中国人民銀行が人民元の対ドル基準レートを2011年3月以来4年10ヶ月ぶりの安値水準に切り下げた。「それほど中国景気は悪いのか~!
」という衝撃が株式市場に広がり、上海総合指数は開始後わずか30ほどで7%安となり、今年2度目のサーキットブレーカーが発動され、株式市場はその後終日全面停止に追い込まれた。並行して、安全資産とされる日本円が買われ、円高が進んだ。未だに中国政府は力で相場をねじ伏せようとしている。1月8日に解除される予定だった大株主による株式売却解禁が延期された。流動性が突然枯渇する逃げたくても逃げ場のない恐ろしく未熟な株式市場である。原油相場がまた下げていることも株式相場にとっては重しである。WTI先物は1バレル32ドル台まで下げた。 http://chartpark.com/wti.html

本日の日本株全般は大幅続落した。東証1部では、上昇銘柄数が239に対して、下落銘柄数は1,647となった。騰落レシオは68.78%へ低下し、70%を割り込んだ。東証1部の売買代金は2兆8338億円。また一つ悪材料が飛び出してきた。中国人元が切り下げられ、上海総合指数がまた7%急落してサーキットブレーカーが発動されて株式市場が全面停止に追い込まれた。同時並行的に円高が進んだ。日本株は坂道を躓いて転げ落ちているところを、さらに後ろから蹴り落とされるように、TOPIXも日経平均も大幅続落した。日経平均は1995年以来21年ぶりに年初から4日続落となった。

東証1部の予想PERは15.77倍まで下げてきたので、割高感はなくなった。株主の期待収益率を8%、一株利益EPSの期待成長率を1.7%と見積もると、PER=1/(r-g)=1/(0.08-0.017)=15.87となる。騰落レシオも待ちに待った70%割れとなった。昨年9月初旬は夏物処分のバーゲンセールだったが、今回は冬物処分のバーゲンセールの始まりと言えるだろう。必ず掘り出しものは少なからずある。どれにしようかな~楽しみだな~♪゜・*:.。.
.。.:*・♪!このような時に買わないでいつ買うの?「今でしょ!」。但し、このような局面での買い方にはコツがあるので何でも闇雲に買えば大やけどするけどね。

TOPIX
-31 @1,458
日経平均 -424円
@17,767円

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、精密(2位)、鉄鋼(3位)、海運(4位)、機械(5位)となった。


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