23日のNYは11632.38(+ 29.88)と頭が重い展開。政府系住宅金融機関の救済が決まりそうな状況にしては、鈍い。ただ日足基準線12434は超えてきており、転換線も上昇しており、さしあたりは上向き基調は維持と思われる。原油は引き続き下落、127ドル台は、日足の雲の中を下げ続けており、日足のMACDはゼロラインをきってきたので下落基調継続。米国債の金利は引き続き上昇、日足のMACDがゼロラインを上抜けてきた。もっとも週足は雲の中で、このあたりでもむのではないか。ドル円は窓をあけてドル高へ。転換線、基準線をはるか下にみて、7月9日の直近高値もぬいてきた。6月高値108円をぬいてくるかどうかだが、日足、週足のMACDがどちらもゼロラインを超しそうな気配で、一層のドル高もありそうである。というわけで、日経平均には支援材料が多いので、昨日は窓をあけて上昇。ただコマのようになって日足転換線から基準線にむかっているが、MACDもまだマイナスなので、少し飛ばしすぎかもしれない。週足も基準線を越してきたがMACDはまだ下向きのマイナスではある。ただどうやら二番底になりそうな気配である。